サンプル騎士団

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役割論理の真理を探求する非公認組織、サンプル騎士団の公式サイトですなwwwwww導く以外ありえないwwwwww

【役割論理】メリープでも分かる「ヤ」の付け方【2019年度版】

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104193115p:plain<ありえないwwwf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104191944p:plain=3f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104192006p:plain=3

   こひつじの ウルトラダッシュアタック! ▼ 

   △論理wikiに殺到した迷える子羊たちの群れ。

 (ジョーク記事です。実際の人物、団体および役割論理wikiには一切関係ありません)

 

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

 まもなくポケットモンスター最新作ソード&シールドが発売する。そして役割論理は宇宙の始まりに喩えられるような量的拡大を経験するであろう。

 役割論理がこれまで最強の戦術であったこと、そしてその栄華が未来永劫過去形で語られるはずがないことはこれを読んでおられる諸君らにとっても自明である。
 であれば、これまでの時代にそうであったように、剣盾においてもいずれ多くの迷える子羊が役割論理こそポケモン対戦における唯一の真理であることに気がつき、論理wikiに殺到するのは想像するにたやすい。
 とはいえ役割論理は10年を超える歴史を持つ戦術であり、その教義は一朝一夕に理解できるものではない。特に論理wikiで用いられるロジカル語法には、日本語によく似た言語であるとはいえ、とまどう子羊も多かろう。ロジカル語法が不完全ではwiki内での意思疎通に支障をきたし、役割論理の思考法を誤解することもありえる。
 今回はそうした迷える子羊たちを助けるべく、まずは「役割論理におけるヤケモンの命名法則」をテーマに解説していこうと思う。

 本記事は有志論者たちの合同*1のもと、‟世界一子羊に優しい役割論理の記事”を目指して書かれたものである。これまで役割論理を永く信仰されてきた論者諸兄には少々退屈な記述もあるやもしれぬが、楽しんで読んでいただけたらこれに勝る喜びはない。

 

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain目次f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

 

1.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain基本ルールf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 役割が持てるポケモン頭文字をヤに変換する
 役割が持てないポケモン、あるいは役割が持てても役割が持てない型で運用されているポケモンの頭文字はボに変換する。


例)
ナットレイf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122121p:plainットレイ

マケンカニf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191108151220p:plainケンカニ

 解説:
 単格闘は耐性が少なく繰り出せる相手が少ない。つまり役割が持てない。よってボーナスポケモン=ボケモンである。無理やり役割論理仕様にすることもできるが活躍は厳しかろう。
 ハリテヤマの厚い脂肪のように、特性によって耐性を補うことができればヤケモンの道も開けてくる。

・やどまもナットレイf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122121p:plainットレイ

 解説:
 やどまも型はゴミであるため。

 

2.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plainデフォルト名の頭文字をヤにf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 ヤに変更する箇所はゲーム内デフォルト名最初の1文字


例)
・カプ・コケコf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927181111p:plainプ・コケコ

 解説:
 記号等でくくられているが、後半部分をヤケヤ、ヤケコするのは一般的ではない。

アローラベトベトンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203925p:plain→アローラトン

ウルトラネクロズマf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104171102p:plain→ウルトラクロズマ

メガバクーダf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181209143446p:plain→メガクーダ

 解説:
 クーダは絶対にありえないwww

ウォッシュロトムf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517123937p:plain→ウォッシュトム

 

3.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain繰り返しの際のルールf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 デフォルト名で頭文字と同じ文字を繰り返している場合、繰り返された文字の方もヤに変換する。
 濁点等がつく際は同じものとして扱わない。


例)
ケケンカニf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191108151712p:plainヤヤカニ、あるいはボボカニ

 解説:
 ボケンカニとは進化前後での数が変わってくるので注意。

ギギギアルf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130094313p:plainヤヤヤアル、あるいはボボボアル

サザンドラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181015171447p:plainザンドラ
 解説:
 ‟サ”と‟ザ”は別の文字として扱われる。ヤヤ゛ンドラと表記・発音する必要はない。


イーブイf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181012213032p:plainーブイ、あるいはーブイ

 解説:
 ‟ー(長音符)”などによって同じ音が繰り返される場合でも、2文字目をヤへ変換する必要はない。実際に発音する際も、‟やあぶい”、‟ぼおぶい”と発音してよい。

 

 “イーブイ”を実際に音として発音すると“いいぶい”となる。頭文字をヤ、あるいはボに変換するルールに則るのであれば、“ややぶい”と発音し、その音に対応するように表記の方も‟ヤヤブイ”とするのが適切に見えることだろう。
 だが歴史的経緯から、ロジカル語法は書くことを主、話すことを従とする言語なので、イーブイを役割論理仕様にする際は‟ヤーブイ”と表記し“やあぶい”と発音するのが正統である。

 詳しくは割愛するが、役割論理黎明期において、ヤーティ神の啓示は文字(掲示板のカキコミ)によって行われた。当然啓示に用いられたロジカル語法もまた書記言語を原初としていたのだ。

 ロジカル語法は「読むもの・記すもの」であって、「話すもの」ではない。ロジカル語法にはこうした「書記言語絶対主義」とでも呼ぶべき思想が根底に流れているが*2、それらはロジカル語法の起源に由来するものである。

 

4.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain拗音の取り扱いf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 拗音は前半部のみをヤに変換する。ヤをつけた次の文字が捨て仮名(‟ゃ”や‟ぃ”などの小さい文字のこと)である場合でも、捨て仮名は省略しない。
 たとえ発音する際に舌がねじきれようとも、名前側を変えてはならない。論者側の努力によって解決すべきである。


例)
ギャラドスf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainャラドス

 解説:
 名前の発音のしにくさこそ、育成簡単かつ強力なヤャラドスの唯一の欠点である。

シュシュプf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104171659p:plainュプ、あるいはュプ

 解説:
 論者たるもの発音の妥協は許されない。

 

5.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain名前の重複についてf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 役割論理仕様にした際に名前が重複してしまう場合でも、名前自体の変更は断じてありえない
 論者側が表現を工夫することによって対応すべきである。ロジカル語法は神から与えられた言葉であることを忘れてはいけない。


例)
ドキングf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104172158p:plainドキングf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104170847p:plainドキング(桃)ドキング(紫)

 解説:
 文脈によって判別できる場合はそのままボドキングでよい。

 

6.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain特殊なヤ・ボ変換その1f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 擬音語・擬態語のように同じ文字の組み合わせを繰り返すとき、あるいはポケモン名前全体が回文となる時には、その都度ヤに変換する。


例)
・ツボツボf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104171743p:plainボ、あるいは

ヤンヤンマf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104171806p:plainンマ、あるいはンマ

・ピッピf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104171833p:plain、ポッポf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104171852p:plain、あるいは

キリンリキf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104171922p:plainリンリ、あるいはリンリ

ガオガエンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203516p:plainオガエン

 解説:
 繰り返しでも回文でもないのでヤは1つ。

 

7.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain特殊なヤ変換・ボ変換その2f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 論者間において特に畏怖、尊敬、あるいは怒りの念を抱かせたポケモンについては、上で説明した表記に加えて、特殊な表記をすることがある。


例)
ラティオスf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517125234p:plainティ、あるいは

 解説:
 役割論理黎明期におけるとある論者の誤表記*3が原因。かつてヤティオスの眼鏡流星群は、数多くの迷える子羊を論理に導いた。それは18禁漫画における姉が多くの少年に大人の階段を登らせたのと同様である。

ミミッキュf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181012161022p:plainミッキュ

 解説:
 ボボッキュの語感のよさゆえにあまり使われないが、稀に用いる論者がある。ボボカスなども確認されている。

カミツルギf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104230450p:plainミツルギ

 解説:
 Aを上げるビーストブースト、剣舞+Zワザに加え、ギャラナットに役割が持てるカミツルギはヤーティにおいて結構な難敵である。論者の悲しみはマリアナ海溝よりも深い。

 

8.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain漢字による省略f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 本来の名前を省略したのち、漢字に変換した名前で呼ばれるヤケモンもいる。伝わりにくいので使用は推奨されない。
 
例)

サイドンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190917121439p:plain野菜野菜丼

ーマンダf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513194836p:plain山田
ザードンYf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181209100733p:plain矢沢矢澤

ルズキンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208123212p:plain夜勤

 上記4種以外の略称はあまり見られない。論理wiki発祥の文化ではないため説明は割愛するが、ヤサイドンについては先生と呼称されることもたまにある。

 

9.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain結びにf:id:yaterugumasukisukizamurai:20191104162532g:plain

 今回の記事では、役割論理wikiにて一般的に用いられているヤケモン表記を「標準的な」ロジカル語法として紹介した。
 ただし、これらはあくまでも2019年における論理wikiの「標準」であることを気に留めておく必要がある。
 ボイッターをはじめとするSNSの隆盛に伴い、wiki外にはロジカル方言とでも呼ぶべきものが誕生しつつあるし、wiki内においてもヤ変換、ボ変換の主流は時代によって移り変わるものである。
 論者たるもの、TPOを考慮し「間違った」表記に出会ってもある程度は寛容でありたいものだ。

(あくまでもジョーク記事です)

 

 

*1:1名

*2:そのような事実はない

*3:詳細については考察 - 役割論理専用wiki - アットウィキの「役割論理スレ、このwikiの歴史」を参照

【USUMシングルS15】選手亡命ヤスゴサイクル【最高1947最終大爆死】

・レートインフレがなくとも安定してレート2000をマークできるようなヤスゴブルルドランf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainを開拓すること。

・とある方から1年以上借りているせいでんきヤンダーf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142949p:plainを使ったヤーティを考えること。

 シーズン15はこの2つを目標としていた。

 残念ながら完成度の高いものは組めなかったが、愛着ある構築でもあるので紹介しようと思う。

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain目次f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

1.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain使用構築f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620190039p:plain

 うっかり持ち物を売却してしまったためアローラガラガラが手ぶらになっているが、本来の持ち物はふといホネ。

2.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain構築経緯f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

yaterugumasukisukizamurai.hatenablog.com

 S14で使用した構築(f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180753p:plain)をヤンダーを加えつつ改良するところからスタート。

 この並びはレヒレに勝てるのがブルルのみ、ボーマンダに勝てるのがヤスゴドラのみのため、ヒレ(特殊型の水タイプ)+鋼orゲンガーボーマンダ+ギルガルドが重い。ここに刺さるデンキZヤンダーf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142949p:plainはなかなか活躍してくれるのではなかろうか。そんな理由からヤスゴブルルドランに投入することを決意した。
 基本選出となるヤスゴブルルドランf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainの方に変更を加える必要は感じなかったので、あとは残り2匹。ここにはバシャーモ、受けループの面々(ラキグライムドーなど)、オニゴーリジャラランガフェローチェサザンドラ、メガフシギバナ、サンダー、霊獣ボルトロスデンジュモクなどに勝てる駒が求められる。

 当初は対オニゴーリ(処理手段が限られるのでパーティの残りのメンツを考える際に候補を絞りやすい)としてサイドンヤャンデラ眼鏡ヤシレーヌを考えていたが、ヤーティ構築がまとまらなかった。

野菜丼は馬車に構築単位で弱くなりすぎる。
ヤャンデラは電気を相手に出来ないせいで、対電気のコマとしてゲッコウガに弱いポケモンを連れていくことを強いられ、構築単位でゲッコウガに不利を取りやすい。
眼鏡ヤシレーヌはポリ2入りが崩しづらかった。眼鏡ドランが使えなくなるのも何となく気が進まなかった。

 これらの理由からオニゴーリを専用の枠で処理するのはむしろ構築の完成度を落とすことになると判断、ヤンダーがボルトチェンジ持ちであることを利用し連続技やヤンギラスなどで適当に誤魔化す方向に切り替え、骨ブーメランヤラヤラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plainの採用に至った。

 ヤラヤラのみにバシャーモの相手をさせるのは荷が重いため、残り1匹は受けループを崩しつつバシャーモの相手ができるポケモンジャラランガサザンドラゲッコウガなどにも強いとなお良し)が求められる。
 ミズZヤリルリミズZ両刀ヤニシズクモからげんき両刀HAヤーマンダorヤルタリスの4匹が候補に挙がった。
 実際に使用してみたところ、後ろ2竜は雨パに弱くなりすぎる点、ヤリルリはムドーを処理する際に気合パンチを採用せざるを得ない点が気になったため両刀ヤニシズクモf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180804p:plainに落ち着いた。

3.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain個別紹介f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

 S14から変更を加えた部分のみ解説する。

ヤニシズクモ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622121736p:plain

持ち物:ミズZ
性格:ゆうかん
実数値:H175-A134-B113-C70-D152-S55
努力値:HA252、D4
技:アクアブレイクなみのり、吸血、たきのぼり

たきのぼりでH212グライオンが70%の乱1(ダメージ168〜200、94.9%〜112.9%)
・ZアクブレでH124メガグロス確2(ダメージ142〜168、83%〜98.2%)

ZなみのりでH252、D4エアームドが35%の乱1(ダメージ151〜178、88.3%〜104%)

 水技をとにかく搭載しまくったヤニシズクモ。選出する相手はバシャーモゲッコウガの他、ランドカビゲンゲッコ、受けル、ゲンガブレヒレカグヤなど。

 物理耐久には少し不安が残り、ヤャラドスであればステロ+膝2回などを耐える一方、ヤニシズクモはステロ無しでも乱2となるので後出しがシビア。この他ガブやランドロスにも相手の型しだいで対面から負けてしまう。
 ヤャラドスと比べた際にヤニシズクモが勝るのは、火傷を受けない点、ゲッコウガの冷Bに後出しできる点、なみのりによる役割破壊を行える点の3つ。ちなみに3つ目は以前*1紹介したミズZ特殊ヤニシズクモにはない強みである。今回はその3つ目の強みを生かしブルルやヤスゴ、ヤラヤラと合わせた受けル崩しを担ってもらった。

 例えば、相手がこちらのヤーティに対しラキグライムドーf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622104555p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622104813p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621180011p:plainの選出で来る場合、クモを受けに来たエアームドをZなみのりで処理すればそのままブルルの一貫を作れる。ラキグライドヒドf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622104555p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181012161103p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622175653p:plain、ラキドヒドムドーf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622104555p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622175653p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621180011p:plainの場合は何もせずともそれぞれブルル、ヤラヤラが通せる。ヌオーやラッキーがたまに打ってくるカウンターさえ警戒しておけば戦いやすい。

 技構成は安定のメインウェポンのアクブレ、役割破壊用の波乗り、ゲッコウガに打つ吸血が確定。最後の技はまもみがを連打するグライオンにも勝てるようにたきのぼりを採用してみたがあまり使う場面はなかった。たきのぼりは役割論理的にありえる技ではないので使うときは注意しよう。筆者は水技3つの見た目の良さに釣られ思わず投入してしまったが。

 今シーズンはドヒドイデヌケニンのいない受けループ(f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622104555p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622104813p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621180011p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513194836p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622161748p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622161758p:plainみたいな並び)が多く、とくに刺さりがよかった。

 ↓ヤニシズクモが受けル相手に大活躍したBV
・7AGW-WWWW-WWX8-3JP9
・ESMG-WWWW-WWX8-3JUP

ヤンダー

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142934p:plain

持ち物:デンキZ
特性:せいでんき
性格:ひかえめ
実数値:H197-A×-B105-C194-D111-S120
努力値:HC252、D4
技:かみなり、ボルトチェンジ、熱風、めざ氷

 マンムーのいないマンダガルドやレヒレカグヤ(大体メガ枠がミミロップ)、ルカリオ軸の積みサイクル、オニゴーリ入りなどへ選出。この他マンダナットドラン+水タイプのような並びにはヤスゴよりもこのポケモンが光る。
 オニゴーリ入りへは麻痺撒きをこのポケモンで処理しつつオニゴーリの身代わりをボルチェンで割ってヤラヤラへ繋ぐ動きで誤魔化していた。

 マンダゴーリやマンダガルドの場合、ヤンダーへオニゴーリギルガルドを後投げしてくることが結構あるので、ヤンダーの残HP次第で麻痺期待も兼ねてかみなりやZを打ってもよい。その他バシャーモウルガモスを後投げされることもあった。

 シーズン14ではHC気味の眼鏡レヒレや耐久に多めに振った瞑想レヒレと戦うことが多かったため、デンキZで瞑想の上からレヒレを葬ることのできるヤンダーはなかなか刺さっていた。レヒレゲンガーの入った構築への勝率はそれなりに上がったように思われる。
 

ヤスゴドラ→メガヤスゴドラ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207153037p:plain

特性:頑丈→フィルター
努力値:HA252、B4
技:ヘビーボンバー、冷凍パンチ、炎のパンチ、地震

 バシャーモ対策要員がどっちもステロ2倍で非常に怪しかったので対面処理も視野に入れての地震採用。交代読みでヒードランに打てたり、グロスへの遂行を速めたりできるので使い勝手はよかった。
 ブルルと組み合わせるヤスゴドラの技は、ヘビボン、炎パン、冷パンの他はどれも一長一短でなかなか結論が出しづらい。一時期は雷パンチなどもギャラに役割を持つことができる技として使用していたが、あまり実用性を感じなかった。

 

4.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain問題点f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

 メンバー変更でS14の頃よりレヒレゲンガー、レヒレカグヤなどへの勝率は上がったものの他が苦しくなってしまった。代表的なものは以下の通り。

バシャーモ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190625093659p:plain

 ヤーティ変更の結果バシャーモに極端に弱くなってしまった。

 一応役割を持つことができるヤニシズクモヤラヤラステロ2倍の上、ナットレイランドロスに楽な後出しを許すためサイクル負けしやすい。そしてヤャラランガを外してしまったため、ランドバシャナットの選出をされる可能性が上がってしまっている。
 バシャの対面処理のためにヤスゴに地震を持たせてはいるものの、バシャを処理したと思ったらミミッキュが裏に控えていてそのままタテられた、ということも起こりうるためなかなか難しい相手だった。

 選出をバシャに有利なヤケモンで固めてもステロ展開から役割集中で崩されてしまうことが多いので、ブルルドランで交代際にバシャを削るような立ち回りの方が勝利は望めよう。

オニゴーリ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190625111104p:plain

 対策を薄くしていたせいでかなり苦戦を強いられた。ヤンダーヤラヤラ+1の選出ならば零度の試行回数を減らすことは確かに可能だが、問題はその選出じたいが弱いことである。もしこの選出を行う場合、よく組まれているキノガッサゲッコウガミミッキュなどの相手を3匹目が一括して行わなければならなくなりがちで、逆にオニゴーリを出してくれないと厳しくなってしまう。仕方なしにヤラヤラのみを選出して零度を3,4発避けてくれることを祈る試合が多かった。
 組み合わせで誤魔化す場合は多少対オニゴーリ性能が劣ったとしてもステータスの高いヤケモン2匹で行えるよう並びを考えるべきであろう(電気+ヤンギラスなど)。あるいは完全に切ってしまって他に強くすることも考えるべきか。

剣舞キノガッサ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190625093847p:plain

 説明不要の厄介さ。ブルル後出しの際に舞われてしまうと無償突破もありうる。

 マグストで遂行した後のドランに死に出ししてくる者が結構な頻度でおり、この場合は楽な相手であった。相手依存ではあるが、これに期待してガッサ入りにはなるべく遂行技にマグストを選ぶよう心がけていた。

 

5.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain戦績f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

 最高レートは1947。その後大幅に溶かして80戦近く1800代前半をさまよっている。

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f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190625123946j:plain

  ヤニシズクモもヤンダーもこれといった欠点があるわけではなかったが、ジャラランガを抜いた弊害が著しい。フェアリーの選出を強要できないので、ステロを絡めたサイクル戦で押し切られがち。
 持ち物争いは厳しいが、ヤラヤラの枠を何か別のヤケモンに変えることで勝率が上がる可能性を感じたので来シーズンはそちらに期待。

 

6.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180722004922g:plain終わりにf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180722004922g:plain

 疑問・提案、誤字の指摘などがあれば構築記事のコメント欄やTwitterの方に連絡されたし。
 ボイッターのボカウント↓

twitter.com

 シーズン15の最終日に使った構築はこちら↓

yaterugumasukisukizamurai.hatenablog.com

【USUMシングルS15 最高・最終2011】続☆戦果山盛ヤスゴサイクル

 S14の補足的な要素を含む構築記事である。

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain目次f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190616170830g:plain

 

1.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190616170830g:plain使用構築f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190616170830g:plain

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621180504p:plain

 シーズン14で使用したものと並びは同じだが、ヤードラン、ヤスゴドラ、ヤラヤラの技構成、ヤードランの努力値に変更を加えている。またジャラランガは冷静ぼうじん両刀型でのみ使用している。

 

2.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190616170830g:plain構築経緯f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190616170830g:plain

 シーズン14で用いた構築に微修正を加えて完成した。

yaterugumasukisukizamurai.hatenablog.com

 S14の構築記事は少し説明と日本語があいまいなところがあるので、捕捉しながら解説する。

 当構築はヤスゴドラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120435p:plainをメインにしたヤーティである。ヤスゴドラの特徴は以下の通り。

剣舞ミミッキュ、飛行Zランドロス、Zカミツルギなどの物理の崩し枠に後出しから役割が持てる
 ・フィルターによって特化ランドの地震程度なら確3にでき、ステロも刺さらないため、役割対象に対して安定感がある。

火力が低い。数値受けやゲッコウガの後出しを許す。
 ・メガ前の耐性が貧弱。繰り出し際に役割破壊を受けやすい。

 

 これらから、ヤーティ構築の指針を以下のように設けた。

1.どんな構築にも入りうるミミッキュf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181012161022p:plainをメガ枠であるヤスゴドラで処理していく都合上、ヤーティ内のメガ枠はヤスゴ1匹が望ましい

2.ヤスゴに後出しされてくる決定力はゲッコウガf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190326163922p:plain。こいつもまたミミッキュ同様どんな構築にも入りうるポケモンであるので、ヤーティ全体でできるだけゲッコウガに厚くしたい。ヤスゴ+ゲッコウガに強い2匹の選出を常に行えるのが理想

3.ヤスゴで数値受け(f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621180011p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621180025p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621180032p:plainなど)を崩すのは難しいので、数値受け側からサイクルを崩していけるように高火力を用意する。

4.メガ前ヤスゴ繰り出し際に打たれがちな地面技、格闘技をケアできるような取り巻きを選ぶ。

 以上の4点を意識しつつメガ枠ヤスゴドラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plainの取り巻きを考えた。
 まず候補に挙がったのは鉢巻ヤプ・ブルルf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainカバルドンをはじめとする数値受けを崩せる火力に加え、グラスフィールドで地面技のケアができる。ヤスゴとの相性補完もなかなかであるため入れない理由がなかった。
 この2匹が不利を取るのはリザガモスのような炎タイプ、珠変幻ゲッコウガギルガルド。これらとそこそこ有利に戦えて数値受け崩しも任せられる眼鏡ヤードランf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainが3匹目となった。
 この3匹を基本選出とし、対バシャーモヤャラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainヤラヤラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plainに任せ、最後に崩しや対むらっけのコマとしてZジャラランガf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180753p:plainを採用した。

 ジャラランガには防音やこちら側が先にZを打つ展開を相手にチラつかせて相手のジャラランガの選出を躊躇させる、防弾をチラつかせて食べ残しガルドにどくどくを打たせる、フェアリーを選出させることでブルルドラン両方を再生回復持ちで受ける選出を防ぐなど、相手に与える選出・プレイングへの圧力にもほんのちょっぴりだが期待していた。
 特性は剣舞ガッサを重く見て防塵で使用していた。後続への負担を重視してゆうかんAC防弾ジャラランガを使っていた時期もあったがゲンガーにジャラランガを後出ししていくのを前提にしている時点で後手に回っている感が否めなかったため没に。

 ヤラヤラゲッコウガに極めて弱いが、バシャ霊獣ボルトに強く、バシャに役割が持てるポケモンとしては珍しくナットレイギルガルド等鋼タイプの後出しを許さないポケモンであること、またメタグロスがボスゴ読みで打ってくるアムハンで無償降臨できる(ささやかながら格闘技のケアができる)こと、火トムにそこそこ強いことなどから採用の運びとなっている。
 この枠は一時期ギルガルド、ゲンガー、ヒードランゲッコウガ、火トムなどに強いジメンZヤグラージf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621231040p:plainになっていたが、霊獣ボルトに崩されたりと何となくしっくり来なかったのでヤラヤラに戻した。

 S14の構築はだいたいこのようなことを考えながら作った。

3.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain個別解説f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain

 変更点のみ記載。

ヤスゴドラ→メガヤスゴドラ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207153037p:plain

特性:いしあたまがんじょう
技:もろはのずつきストーンエッジ

 リザグロスf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208211212p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517123258p:plainに初手投げするべく頑丈エッジに変更。
 実際はウルガマンダやマンダヒトムに一貫する技としてよく打った。炎の体で火傷しないのがありがたい。

 

ヤードラン

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127193029p:plain

技:げんしのちから→マグマストーム
努力値:HC252、D4→H244、C252、BDS4

 マグストオバヒ両搭載ドラン。オバヒはグライオンを交代際に葬るため、マグストはHBポリ2、フシギバナに役割を持つためにそれぞれ採用した。タスキマンムーの強引な繰り出しなども咎めることができる。ウルガモスへの遂行は少々不安だが、向こうもめざ地以外有効打を持たないのでマグスト連打で押し切れる。
 メガネは火力強化で一貫を取っていくアイテムであり、高火力で一貫させやすい一致技を打ちやすい技構成こそ理想であるため2種の炎技を投入してある。
 残念ながらバナには光合成連打で逃げ切られてしまうことが多かったが、タスキガルドなどの思わぬ相手に刺さるため、併用は便利だった。

 H252とH244、B4とを比較するとGF下でメガリザXの龍舞地震の乱数が2つずれる(53.3%の乱1→41.1%の乱1)。ドランにダウンロード調整を施す意味も薄いのでお守り程度に振ってみた。ちなみにSに4振ると準速ガラガラ抜きになる。リザやマンムー地震を耐えてくれたことはなかったが、ポリ2を繰り出されてダウンロードでCを上げられるという展開もなかったのでこの調整は間違いではないのだろう。

 

ヤラヤラ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155247p:plain

技:骨ブーメラン→ストーンエッジ

 ドヒドイデオニゴーリ入りの構築をジャラランガで対応していたことから骨ブーメランの打ちどころがなくなっていたのでマンダギャラに刺さるエッジを採用。これには一考の余地があり、ランドカビゴンに一貫する叩き落とすなどもアリではないかと思われる。

ヤャラランガ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324112140p:plain

持ち物:ジャラランガZ
性格:ゆうかん
特性:防弾
努力値:AC252、H4
技:スケイルノイズかえんほうしゃインファイト地震

 火力
地震でB4メガゲンが88%の乱1 (ダメージ134〜158、99.2%〜117%)
・ 〃 無振りコケコが29%の乱1 (ダメージ128〜152、88.2%〜104.8%)

・ZスケイルノイズでH振りオニゴーリ確2 (ダメージ157〜186、83.9%〜99.4%)

 防弾で採用することを前提とした専用Zヤャラランガ。防弾によって無償降臨が狙いやすいので、耐久を落とし裏にかける負担を重視した。

 ゲンガーに後投げしつつ、ドラゴン技以外を選択してミミッキュの皮を剥ぐなどしてサイクルを有利に展開するのが狙い。
 ……だったのだが、特化じしんでもコケコが落とせないこと、そもそも影踏み持ちのメガゲンに後投げする時点で相手側のゲンガー釣り出しの余地を残すためあまり強い動きではないこと、耐久が微妙で霊獣ボルトへの性能が低くなることなどが原因となって戦績が微妙であったためとなった。

 

4.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain問題点f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain

カプ・レヒレ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180313233422p:plain

 ブルルしか勝てるコマがいない。特に眼鏡型はムーンフォースでブルルを確2に捉えてくるので不利な読み合いになる。
 テッカグヤメタグロスのような馬鹿力でもエッジでも役割破壊できない鋼タイプと組まれている場合は厄介さがさらに増す。H振りレヒレは眼鏡ドランのオバヒを確3に抑えるため、相手のレヒレがあまり火力に努力値を割いていないタイプでも押し切られかねない。うまくドランと鋼タイプを合わせてラスカノ+オバヒで落とそう。

メガメタグロス

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180313192922p:plain

 ヤスゴの交代際にアムハンを合わせられると厳しい。またこちらが炎のパンチを打つターンにレヒレが降臨するなどしてサイクル負けしがち。アムハンにギャラを合わせてグロスを過労死させたり、ガラガラを釣り出して相手の裏を崩しにいったりする必要がある。

ジャラランガの型

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324112140p:plain

 本構築のジャラランガは最大火力である流星群を切っている。専用Z持ちかつ防塵の場合ジャラランガへの打点が必要ないためこうなっているのだが、つまるところ完全なヤーティではない。別に強さに問題があるわけではないが、やはりヤーティっぽさにはこだわりたいところであった。

 相手のジャラランガに対してはブルルでZを躱しつつギャラで処理する形となる。選出されること自体は少ないがかなり厳しい。

5.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain戦績f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain

 最高・最終レートともに2011。最終順位は156位。

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621232639j:plain

 使用していた2つのヤーティ(f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190621231040p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180753p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180804p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142949p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120435p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plain)の結果が振るわず、最終日に使用開始。ドランやヤスゴの試運転がてら潜ったところ、レート2000勢を連続で引き当てつつ19勝5敗という幸運に恵まれそのまま2000に載ったところで風邪が悪化したため保存した。

 昨シーズンも書いたが、この並びは結構好きなので来シーズンでも使うつもりである。シーズン8の記録である2114越え、最終順位30位以内をめざして頑張りたいところ。

 

6.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain最後にf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain

 質問、記事の不備などがあればこちらにどうぞ

twitter.com

 

7.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190616170830g:plainおまけf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190620185717g:plain

 シーズン14↓

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622005115p:plain

 シーズン15↓

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190622005530j:plain

 

【USUMシングルS14 最高2022】戦果山盛ヤスゴサイクル

 モニターの前のみんなー!

 お久しぶりぶりf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190325235325p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190325235325p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190325235325p:plain 

 あたしロジカル美少女ヤかな(10)☆ 今後ともよろしくね☆ 

 今回はシングルレートシーズン14で使ったパーティを紹介するよ☆ 
 ヤーティを使う人たちにとってはおナジミの並びかもしれないけれど、参考になったらうれしいカナ~(なんてね)☆ 


f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain目次f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain 

 

1.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain使用構築f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain

  今回使った構築はこんな感じ☆ 
 ただ、ジャラランガの型は防塵と防音との二通りを使ってたよ。下で説明するね☆

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190325235017p:plain

2.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain構築経緯f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain

 今回の構築の目的はヤスゴドラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120435p:plainを使うこと☆ だから非メガ枠のアーゴヨンリザードン対策としてヤードランf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plain、そして地面技の一貫を切ったり霊Zギルガルドヒードランで処理しやすくするためのブルルf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainの3匹がまず決まっていたよ☆ ブルルはヤットレイと比べてカバルドンやポリ2の上から高火力技を打てるから、これらに受けられやすいヤスゴドラとの相性はいい感じ☆
 ゴーストZ持ちギルガルドもいる中でヤードランにギルガルドを任せるのは不安だったけど、相手が残飯型だった場合は逆に悪タイプの方が処理に手間取るからむしろ両方にそれなりに対応できるヤードランの方が無難だったかな☆

 

 次にこの3匹で辛いバシャーモ、物理型ゲッコウガギャラドス地震リザX、霊獣ボルトロス……などなどのために鉄板のヤャラドスf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainヤラヤラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plain☆ 
 ヤラヤラの枠はラティと迷ったんだけど、メタグロスポリゴンZに強いこと、眼鏡をヤードランに渡せることとが決め手になってこっちになったの☆ ブルルドランはゲッコウガにもそれなりに誤魔化しが効いて出しやすい組み合わせだったから、その2匹にはできるだけこだわりアイテムを回したかったの☆
 ヤャラドスの持ち物は6枠目が決まるまではミズZかゴツメかで迷ってたよ☆

 ヤスゴブルルドランヤャラに電気対策のヤラヤラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120435p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plainの5匹で大体の相手は何とかなるから後はその補強☆

 最後の一枠に欲しい要素は

1.剣舞ガッサ
2.専用Zジャラランガ (フェアリーor防音)
3.サザンドラ (フェアリーorヤンギラス)
4.オニゴーリ (音技or身代わりを残させずにヤラヤラに繋ぐボルチェン持ち)
5.フシギバナ (飛行技orエスパー技)
6.ビビヨン (音技orロクブラ)
7.受けループ 
8.レヒレ+カグヤ (電気技)
9.霊獣ボルト+ゲッコランドゲンガー等でのヤャラの役割集中 
 (↑全てとそれなりに戦えるもの)
10.できれば切りたいゴースト技の一貫
11.カビゴン (特殊格闘技)
12.マンダ+ガルドのサイクル

 この辺りに対処できるコマ☆

 この枠にはこれまでf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927181111p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517123937p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122130p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208210410p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181209100733p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190326104714p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513194836p:plainなどなど色々なヤケモンを試してきたけど、今回は4、7、9、11に厚くしようと思ってヤャラランガf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180753p:plainを連れてきたよ☆ 特性しだいで1、2、6、10にも対応できるから、相手からしたらやりづらいかも……みたいな選出圧力にも期待していたの。
 持ち物は高火力の音技が使える専用Z☆ 眼鏡はドランが持っていたからすんなり決まっちゃった☆ 最初は特性を何にするかは決めてなくて、3つの特性を日替わりで使ってたよ☆

 そして、この6匹を使っていくうちに、ヤャラ(1軍)ヤャラ(2軍)ヤスゴf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180753p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120435p:plain、ブルルヤスゴドランf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120435p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainの二通りの選出が多いことに気がついて、ヤャラの持ち物をZからゴツメに変更。これで完成☆

 ヤスゴドラメインのヤーティということで、基本的には残り2匹でゲッコウガにも強く出られる組み合わせを意識して採用したよ☆(ブルルドラン、ヤャラヤャラ)
 

 ヤャラランガの特性については、防塵、防音の2つが同じくらい役に立って、どっちにするかは決まらなかったの☆ 2000越えた後も2つを使い分けながらレートしていたから両方とも紹介しちゃうね☆

 

3.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain個別解説f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain

 緑字部分は変更の余地アリ。赤字部分は必須☆ 選出率は直近の100戦から集計してみたよ☆

ヤスゴドラ→メガヤスゴドラ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207153037p:plain
性格:いじっぱり
実数値(メガ前):H177-A178-B201-C×-D80-S70
実数値(メガ後):H177-A211-B251-C×-D100-S70
努力値:HA252、B4
技:ヘビーボンバー、炎のパンチ、冷凍パンチ、諸刃の頭突き

 火力
・炎のパンチでH4メガメタグロス乱2 (ダメージ70〜84、45.1%〜54.1%)
・ヘビーボンバーでH244ランドロス乱2 (ダメージ85〜102、43.5%〜52.3%)
・メガ前もろはでB特化サンダー確1 (ダメージ204〜240)

 耐久
・霊獣ランドのA特化じしん確3 (ダメージ73〜87、41.2%〜49.1%)
・A特化メガメタグロスのアムハン確3 (ダメージ64〜76、36.1%〜42.9%)

 

 このヤーティ唯一のメガ枠。役割対象はカミツルギボーマンダミミッキュメタグロスなど多数☆ ミミッキュカミツルギに後出しが効く珍しい子で、ヒコウZのランドロスも止めてくれるよ☆
 ヤプ・ブルルとの相性がとてもよくて、グラスフィールド込みだと一致じしんも確4のすごい硬さになるの☆

 技はまずメインウェポンのヘビーボンバー☆ カミツルギハッサムメタグロスへの遂行技兼ナットカグヤへの役割破壊の炎のパンチ☆ そしてマンダガブに刺さる冷凍パンチ☆
 最後の技はばかぢからと悩んだんだけど、マンダ+レヒレ以外の水タイプorヒートロトムというような並びに負担が掛けられる諸刃の頭突き☆ 少し危険なプレイングだけど、メガ後にヒコウZギャラドスゲッコウガバシャーモに打ったりしたこともあったかな。ばかぢからを採用するとガルーラやバンギラスとも戦いやすくなるから少し迷いどころ☆

 火力は低めだけど、鋼技の通りは案外悪くなくてランドロスやコケコにヘビボンがかなり入るから火力不足はそれほど感じなかったよ☆

 ただ、メタグロス相手だと負担のかけづらい炎のパンチを打たなくちゃいけないからレヒレランドロスが受け出されやすくて、そこが難しかったかなあ……。
 ヤスゴドラ自体はグロスに役割を持てる方だけど、グロス軸に強いとは言えない、そんな感じ☆ だからグロス軸にはヤラヤラなんかも一緒に出してたよ☆

 選出率は75%☆ ミミッキュが多かったおかげで堂々の1位☆

※誤解が広まってるみたいだけど、がんじょうでもオニゴーリに役割は持てないから注意してね☆

 

ヤプ・ブルル

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513150339p:plain

持ち物:こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
実数値:H177-A200-B135-C×-D116-S95 
努力値:HA252、D4
技:ウッドハンマーウッドホーン、馬鹿力、ストーンエッジ

 火力
ウッドハンマーでH244、B12輝石ポリ2が7割の乱1 (ダメージ181〜214、94.7%〜112%)
・  〃    でH4メガ前バシャ確1 (ダメージ169〜199)

 耐久
・A252メガギャラドスの氷の牙乱2 (ダメージ76〜90、42.9%〜50.8%)
C特化ヒレムーンフォース (ダメージ76〜90、42.9%〜50.8%)

 

 主な役割対象はレヒレ、コケコ、カバルドンランドロス☆ テテフやキノガッサ、ガルーラ、HB以外のポリ2の処理を担当することも多かったよ☆
 ゲッコウガに対しては次に紹介するドランと組み合わせて処理していたけど、構築記事とかで型を把握している時なんかはそのまま突っ込ませていたこともあったかな☆ 相手がげきりゅう型なら勝てるよ☆
 ブルルドランの組み合わせはテテフを相手にする時なんかも便利☆ 先発でテテフブルルの対面になった時にドランに引くと、エスパーZの有無が確認できたり、ギルガルドドランの対面を作ることができたりしてブルルで崩すよりも有利になったりするの☆

 とにかく火力があって、テッカグヤボーマンダを出してこない受けサイクルにはすごく強め☆ カバルカミミッキュみたいな積みサイクルも有利対面が作れればウドハンで1匹持っていけるからとっても得意☆

 特性のグラスフィールドもすごく便利で、これで安全にヤスゴドラを繰り出してメガシンカさせられるのがいい感じ☆ 呪いミミッキュが相手でも、この子とヤスゴドラで交代を繰り返せば少ないダメージでミミッキュを突破できるのも強みだよ☆

 レヒレみたいに役割対象にSが負けてるときはちょっと慎重に動かしてたかも。ブルルを維持するか、ブルルでサイクルを崩して別のポケモンを通すかで選ぶ技をウッドホーンにするかハンマーにするかが決まってくるから、その判断が大事☆

 選出率は53%。レヒレがいた時は確定選出だったよ☆

 

ヤードラン

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127193029p:plain

持ち物:こだわりメガネ
性格:ひかえめ
実数値:H198-A×-B126-C200-D127-S97
努力値:HC252、D4
技:オーバーヒート、ラスターカノン、大地の力原始の力

 火力
・オバヒでH212、D252慎重グライオン乱1 (ダメージ159〜187、89.8%〜105.6%)
・ 〃 でH252マンダ乱2 (ダメージ110〜129、54.7%〜64.1%)
・ 〃 でH252レヒレ乱3 (ダメージ73〜87、41.2%〜49.1%)

・ラスカノでH4アーゴヨン乱1 (ダメージ145〜172、97.3%〜115.4%)

・大地の力でD↑電気タイプのH4ポリゴンZ乱1 (ダメージ144〜170、89.4%〜105.5%)

 耐久
・C特化ポリゴンZのC↑適応力10万確定耐え (ダメージ164〜194、82.8%〜97.9%)
・珠ゲッコウガの水手裏剣乱6 
 (ダメージ31〜39、15.6%〜19.6%) ※2ターン目の生存率4割

・C特化カプ・テテフのフィールドサイキネ乱3 (ダメージ60〜71、30.3%〜35.8%) 

・C特化冷静ガルドのZシャドボ+かげうちをGFの回復込みで6割耐え
 (ダメージ合計190~224、GF込みドランのHP210)

 

 役割対象はテッカグヤナットレイ、テテフ、ギルガルド地震のないリザードンアーゴヨン、特殊メガマンダなどなど☆
 あとは珠ゲッコウガみたいな水手裏剣以外水技がないゲッコウガの相手をしたり、Z型のポリZの処理も担当したよ☆

 ダメ計の通りとにかくオーバヒートの火力が魅力的☆ 今シーズンはS振りレヒレグライオンが多かったのか、半分削ったり出オチさせたりできることが多くて刺さってたような気がするね☆
 大地の力はリザX、メガゲンガーアーゴヨンに役割を持つため、原始の力はウルガモス、リザYへ素早く遂行するための技だよ☆

 選出率は52%で4位。ブルルやヤャラと一緒に出されることが多め☆

 

ヤャラドス

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127193017p:plain

持ち物:ゴツゴツメット
性格:意地っ張り
実数値:H202-A194-B101-C×-D120-S101
努力値:HA252、B4
技:アクアテール、じしん、ストーンエッジ、氷の牙

  役割対象は主にフェローチェリザードンバシャーモヒードランギャラドスウルガモスルカリオミミロップリザードン入りにはドランと一緒に出してたよ☆

 ゲッコウガ、ゲンガー、メタグロスのごまかしを担当することも多めだったかな☆

 ゴツメを持たせるとメタグロスフェローチェ、メガギャラ、草結びゲッコウガに削りを入れやすくなるのが便利。でも、鬼火メガゲンガー、特殊メガルカリオ等には返り討ちにされやすくなってしまうからちょっと一長一短かも☆ 

 ギルガルドを見たら基本的にはヤードランか、影打ちの火力を削げるこの子、ヤプ・ブルルのどれかを先発にしていたよ☆

 選出率は53%でヤプ・ブルルと並んで2位☆

 

アローラヤラヤラ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155247p:plain

持ち物:ふといほね
性格:意地っ張り
実数値:H167-A-B130-C×-D101-S65
努力値:HA252、D4
技:フレアドライブシャドーボーン、骨ブーメラン、けたぐり

 火力
・けたぐりでH4メガガル確1 (ダメージ182〜216、100.5%〜119.3%)
・ 〃  でH148、B252カビゴン乱1 (ダメージ224〜264、88.1%〜103.9%)
・ 〃  でB4ゲッコウガ確1 (ダメージ150〜178、102%〜121%)
・ 〃  でヤザンドラ乱1 (ダメージ196〜232、98.4%〜116.5%)

・シャドーボーンでH244霊獣ランド乱2 (ダメージ84〜100、43%〜51.2%)

 

  この子が相手をするのはメタグロス、霊獣ボルトロスルカリオフェローチェ、ガルーラ、カビゴンヒートロトム☆ 他では相手がしづらいポケモン達を処理するよ☆

 ゴーストタイプであるおかげでメガガルーラグロウパンチを躱せるのがいい感じ☆ だからカビゴンにも刺さるけたぐりを持たせてみたよ☆ ランドに受けられちゃうのはちょっと痛いけど、ノーマル勢と同じパーティに入ってることが多いゲッコウガを役割破壊できるのはいい感じ☆

 難しかったのは霊獣ボルトロスデンジュモクなどが入っているパーティが基本的にヤラヤラに厚めに組まれていること。電気タイプを出されなかったり、ステロランドで受け回されてヤラヤラがお荷物になってそのまま負けちゃうこともあったの☆ だからそういう時は幅広く戦えるヤャラランガを出すこともあったよ☆

 選出率は18%で最下位☆ 対鋼+ドヒドイデのサイクル崩しの仕事なんかもヤャラランガに取られがちであんまり出せなかったかなあ。

 

ヤャラランガ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324112140p:plain

持ち物:ジャラランガZ
性格:れいせい
特性:防塵
実数値:H182-A130-B145-C167-D126-S94
努力値:HC252、D4
技:スケイルノイズ、火炎放射、気合玉、インファイト

 または

持ち物:ジャラランガZ
性格:ひかえめ
特性:防音
実数値:H182-A×-B145-C167-D126-S105 
努力値:HC252、D4
技:スケイルノイズ、火炎放射、気合玉、流星群

 火力
インファイトでB252ずぶとい輝石ラッキー確2 (ダメージ188〜224、 57.8%〜68.9%)
きあいだまでH148、D108カビゴンを確2 (ダメージ158〜188、62.2%〜74%)

 耐久
・A特化カビゴンのZ自爆確定耐え (ダメージ138〜163、75.8%〜89.5%)
・A252ジャラランガインファイト確3 
 (ダメージ76〜90、41.7%〜49.4%) ※ぼうおん用

オニゴーリフリーズドライ確3 (ダメージ66〜80、36.2%〜43.9%)
・C252ビビヨンの暴風確定耐え (ダメージ140〜168、76.9%〜92.3%) ※ぼうじん用

 

 役割対象はカビゴンガオガエンオニゴーリバンギラスナットレイグライオンなど☆ 防音ならジャラランガ、防塵ならキノガッサモロバレルがさらに加わるよ☆ あとゲンガーや霊獣ボルトの対面処理を任せる機会も多め☆

 一番の強みは何と言ってもオニゴーリ入りに強いこと☆ 取り巻きが激流ゲッコウガミミッキュクレセリアジャローダ、ゲンガーとかだからこの子はすごく刺さるの☆ ヤスゴドラのおかげでミミッキュには後投げが効くから、スケイルノイズが躱されても全然大丈夫☆ 防塵だとさらにモロバレルにも強く出られるからなおさらいい感じ☆

 他に強いところといえばやっぱり選出誘導☆ 例えばカバマンダガルドはフェアリーがコケコしかいないようなパーティも結構あって、コケコを選出させることで崩しやすい選出を強制できるところがよかったよ☆

 技は防音で使う場合にはジャラランガミラーで有利に立てるように流星群、防塵で使う場合には受けループのラッキーに刺さるインファイトを使ってたよ☆ ただ、ラッキーは全く選出されなかったから他の技でもいいかも☆

 選出率は49%で5位☆ 最初は「Sに振らない専用Zジャラランガなんて……」っていう感じがあったけど、相手もジャラランガ対策ばっちりなことが多くてサイクルを回す必要が出て来たり、刺さってる構築相手にはそもそもS無振りでも抜けてたりで意外と気にならなかったよ☆ H振りは剣舞ガッサやドリュを相手する時とかに便利☆

※論者たるもの最大火力である流星群を切ってはいけませんが、どうしても両刀が使いたかったのでインファイトにしました。許してちょんまげ
 

4.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain主な選出f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain

VSカバマンダガルドf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190326163908p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513194836p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203850p:plain

ブルルヤスゴドランf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plain

 基本的にはこれ☆ 相手にゲッコウガがいる場合はブルルドランで技を確かめながら処理するかヤャラを選出してね☆


VSレヒレランドグロスf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122130p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180429195012p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517123258p:plain

ブルルヤスゴ+ヤャラorヤラヤラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plain+f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainorf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plain

 火トムがいるならヤラヤラを通す、いないならヤャラのゴツメでグロスを削ってブルルを通す形☆
 前者の場合はヤラヤラをいかにダメージを抑えて繰り出せるかがカギで、割と釣り出したり、ボスゴでグロスのアムハンや火トムを誘ったりする必要があるよ☆

 

ゲンガーランドカビゲッコf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190326164144p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180429195012p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190326164155p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190326163922p:plain
ヤャラヤャラヤスゴorヒードランf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180753p:plain+f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plainorf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plain

 ゲンガー入りにはあまりブルルを出さないようにしてたから、選出は基本的にこんな感じ☆ ゲッコウガがいない場合はヤャラランガをドランにすることもあったよ☆
 あまりサイクルは回さず、対面処理が基本かな☆
 ゲンガーはよく先発で出てくるから、どうしてもゲンガー入りにブルルを出したい時は基本的にはブルルは後続に置いてたよ☆

 

 困った時はヤャラ×2ヤスゴブルルヤスゴドランの選出をすれば大体大丈夫☆ 相手が深読みする可能性もあるしね☆ 

 

5.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain戦績f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain

 最高レートは2022、最終レートは2014(順位は2019年3月26日のもの)☆

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190326175723j:plain


 

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190326175841p:plain

 ヤスゴブルルドランのまさにヤケモンって感じの風格が大好きだったから、この結果には大満足☆ シーズン10以降、1年近く試行錯誤していたから喜びもひとしお☆ 

 ヤスゴの選出率が際立って高いのも個人的にはいい感じ☆ ゲッコウガがブルルドランのでも結構相手できると気がつけたのがよかったのかなあと思ったり☆

 ただ、トップメタの一つであるレヒレ火トムグロスにあまり強くなかった点はちょっと気になるかな。ヤラヤラの枠を何か別のヤケモンに変えてもいいのかも☆ 今は霊獣ボルトロスにも強いコマとして、火トムやヤザX、ヤグラージなどを考えてるよ☆
 珍しく愛着がある並びだから次シーズン以降も捨てずに使っていきたい……かも☆

(6月25日追記)↓シーズン15でも使ってみたよ☆ 

【USUMシングルS15 最高・最終2011】続☆戦果山盛ヤスゴサイクル - サンプル騎士団

 

6.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plainおわりにf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190324160941g:plain

 今回もQRパーティを作ったよ☆ 
 あの厳選がめんどくさい防塵れいせい6Vジャラランガが一瞬であなたのもとに!

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 ジャラランガにお困りのあなたはこっちを使ってね☆

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【USUMムーンルール】夢のあまかじライフ【INC使用構築】

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain目次f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

 

1.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain使用構築f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181727p:plain
 異教徒の気持ちを知るシリーズその2、INC編。

 

2.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain構築経緯f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

https://3ds.pokemon-gl.com/information/9eeda652-d5af-4d12-adc5-9f00a2522eb1

 ルールはおおざっぱに言うと以下の通り。

ダブルバトル
・禁止伝説は2匹まで使用可能
メガシンカゲンシカイキガリョウテンセイ、ウルトラネクロZの禁止
・対戦数の上限は45戦。それ以上の対戦は行えない

 
 禁伝ダブルに本格的に取り組むのは初めてだったので好きなポケモンを存分に使ってみようと思ったのが始まりです。
 そこでお気に入りのポケモンであり、USUMで大幅に強化されたことで対戦面でも見どころ豊富なアマカジ系統全てf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181832p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181849p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181951p:plainを採用でき、かつ禁伝2匹、アマカジ系統2匹の選出ができそうなパーティを考え始めました。

 アマカジ系統3匹を同時に使うことを決めた時、まず注目したのは3匹のステータスの差。
 この時点で種族値的に劣るアマカジには、独自の選出対象を作り出すためにS種族値32を活かして対トリル役を担ってもらうことが半ば決まっていました。
 禁伝使用可能ルールにおいてはトリルエースも主に禁伝であり、アマカジはこれらの下を取ることができます。

 一方、アマ一族共通の特徴としては

フェイント、アロマミスト等のダブル向きの技を覚える。
・USUMにおいては教え技でがむしゃらてだすけが追加され、単体性能、サポート性能が圧倒的強化
・草タイプ。怒りの粉キノコの胞子を受けない。
スイートベール、どんかん、女王の威厳、リーフガード。数々の強力な特性。
・天候操作技はにほんばれのみ
・素早さを変動させる技は覚えない(※失念していたがアマージョはローキックを覚える)。

 これらが挙げられます。 

 タイプの被る3匹を抱える以上サイクル戦は厳しいですが、大きな特徴として3匹ともがむしゃら、手助け、フェイントが使用可能です。

  この3つが使えるというのは実に大きく、禁伝×2+アマ×2の理想的選出を考えるにあたって、
・複数体攻撃ができる禁伝とのコンボ。フェイントでワイドガードを突破する。
・Zアマージョ、襷アママイコのがむしゃら+フェイント、禁伝2匹による一人一殺

 この二通りのアプローチを可能にしてくれます。
 もちろん後者だけを行うのならアマ3を揃える意味はないので、前者をメイン、場合によって後者を狙っていくという形になるわけですが、単体でも戦える性能を持つことでグッと選出しやすくなるのです。

 この他、3匹とも草タイプであり、アマカジアママイコはがむしゃらで、アマージョはクサZで、いかりのこな+積みアタッカーの組み合わせを比較的楽に突破できる点も魅力です。トップメタの一角と思われるゼルネアスに強いポケモンが3匹も用意できるわけですから、これはありがたいことです。
 この時点で、アマカジには輝石、アママイコには襷を持たせることが決まっており、禁伝かアマージョのどちらかにZを持たせようと考えていました。

 

 高火力の複数体攻撃を行う禁伝の候補はカイオーガ、ゼルネアス、グラードンの3匹。この中でもグラードンの断崖の剣は連発を前提とする構築には不向きのため却下、ゼルネアスはサポートが必須で、理想としていた禁伝×2+アマ×2の選出が行いにくくなる予感がしたため却下し、カイオーガf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225191150p:plainの使用が決まります。

 伝説枠に求めるもう一つの役割はS操作。アマカジたちはS操作技を覚えないため、確実に選出するであろう禁伝でカイオーガのSを補う必要があります。

 S操作禁伝としてはおいかぜやトリックルームを使える禁伝が候補ですが、トリルはこのパーティにおける最遅がアマカジのS32であり、モロバレル1匹で勝ち筋が絶たれてしまうため却下。おいかぜ禁伝から選びました。
 最終的にイベルタルf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225191205p:plainに決まった理由としては、イベルタルの高火力の先制技ががむしゃらとシナジーしそうだったことが挙げられます。ルナアーラネクロズマ等のおいかぜ、トリルを仕掛けてくるであろう禁伝に軒並み強いのも魅力の一つです。

 おいかぜ使いとしてはトリルを併用できるルナアーラも有力ですが、相手のZルナアーライベルタルが厳しくなる点がネックです。

・引き先を用意してアマージョ、禁伝×2、ガオガエンという形を基本選出とする

イベルタルの処理は他に任せつつルナZを持たせて同速勝負に持ち込む

 これら2つが対策として考えつきましたが、前者はアマカジが出せず、後者は5割のじゃんけんとなり、どちらにせよ夢のアマカジライフの一つの到達点としてあまりにも味気ないと思ったため見送りました。

 この他、輝石アマカジ、襷アママイコ、クサZアマージョがゼルネアスに強いことからゼルネアスに弱い禁伝を使いたいという理由や、アマカジが(主にH振りのためのいいサンドバッグとして)役割論理と深く関係するポケモンであるため、同じくヤーティ神と深い関わりを持つイベルタルをぜひ使いたい、アママイコの育成で時間がなくなっていたので育成済みの個体を流用したいといった事情もありました。

 

 最後の1枠は辛い並びに対しての誤魔化し枠ですが、オーガの潮吹きorイベルタルのおいかぜを強引に押し通せるコマを選ぶことにしました。
 当時はなぜかルンパッパを非常に警戒していたため、ルンパッパに強くて猫だましの使えるドクロッグf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225192042p:plainがすんなり入ってきた覚えがあります。

 

3.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain個別解説f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

 緑字部分は変更の余地アリ。赤字部分は必須。
 回線切れが2回、初手降参が2回あったので、対戦記録は41戦のみ取っています。

イベルタル

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225191130p:plain

持ち物:ロゼルのみ(フェアリー半減実)
性格:いじっぱり
実数値:H233-A201-B115-C×-D119-S119
努力値:HA252、D4
技:叩き落とす、ふいうちおいかぜ守る

A
・A特化ふいうち→無振りルナアーラ91%〜107.9% 47%の乱1
・  〃     →無振りカイオーガ54.8%〜65.1%

・A特化はたき→無振りテテフ:106.2%〜126.2%

D
・コケコの10万:80.6%〜96.1%

 おいかぜ始動役。一般枠4匹がゼルネアスにそこそこ有利が取れるので、だいたい初手に置きます。このポケモンで追い風を展開して眼鏡オーガで潮吹きを連打、フェイントアマージョで先制技、ワイドガード、タスキ、呼び水持ち等に蓋をする動きがこのパーティにおける理想的な勝ちパターンの1つです。

 物理型にしたことでよく後投げされるガエンが重くはなりますが、はたきがもし受けられても持ち物を落とせるのはおいしいですし、おいかぜカイオーガが展開できるチャンスでもあったためあまり気になりませんでした。
 意地ふいうちはアマカジアママイコのがむしゃらとも相性がよく、意地っ張り以外の個体を用意できなかったが故の選択でしたが上手く機能してくれていたようです。

 交代を行えないパーティなので、コケコf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927181111p:plainと対面した際のプレイングが少々難しかったです。隣にアマージョを置いて、イベルタル守る+アマージョクサZ等で処理するのがベターですが、Zワザが打たれないことに賭けておいかぜや叩きを選ぶこともありました。

 ロゼルのみはテテフのムンフォを受けた後でも先制技が耐えられるくらいのHPが残るようにと持たせましたが、むしろゼルネアスのマジカルシャインから生き残る用途で使うことの方が多めでした。他に持たせるならば、ルナアーラを確実に落とせる黒い眼鏡、オボンや半回復実、コケコのワイルドボルトを耐えられるようにソクノのみ等が候補です。黒い眼鏡を持たせる場合の調整はワイボル確耐えのH252、A132、B124などでしょうか。

 選出数はもちろん41戦中41回ルナアーラを処理できるポケモンでもあるので、慎重に扱います。

カイオーガ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225191140p:plain

持ち物:こだわりメガネ
性格:ひかえめ
実数値:H176-A×-B110-C222-D160-S110
努力値:CS252、H4
技:ねっとう、こんげんのはどう、しおふき、かみなり

C
・眼鏡雨しおふき→無振りルンパッパ:42.5%〜50.3%
・  〃     →HD特化モロバレル:49.3%〜58.3%
・  〃     → 〃   カミツルギ:104.8%〜122.8%

・眼鏡晴れしおふき→H振りチョッキグラードン: 60.8%〜72.4%

 全体技枠。選出数は当然41戦中41回。メガネ込みでグラードンディアルガ、バレル等の後投げを崩せるため非常に活躍してくれました。

 基本的に後続に据えますが、相手が遅いポケモンで固まっている場合(例えばバナのいないグラゼルネ、グラネクロf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190226153107p:plain+f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190226174718p:plainorf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225234323p:plainorf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225234254p:plain)などには、ドクロッグアマージョとともに先発で起用し初手から潮吹きを打っていく立ち回りも可能です。

 ねっとうの火力もバカにはできず、アマージョの項で述べるような対面的な動きをする際に役立ちました。
 かみなりはオーガミラー用の技ですが、打つことはほぼありません。命中安定で、かつアマカジを殴ってがむしゃらが有効活用できるなみのりなども面白い動きができます。

アマージョ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181913p:plain

持ち物:クサZ
性格:いじっぱり
特性:じょおうのいげん
実数値:H148-A154-B118-C×-D118-S124
努力値AS252、H4
技:パワーウィップとびひざげりフェイントしねんのずつき

 選出数は41戦中34回。 
 イベルタルを処理しに来た先発の相手のコケコテテフゼルネアス等を迅速に処理できるクサZ持ち。
 Zのおかげで火力十分、無振りでもそれなりに耐久力があり、猫だましも防げるためイベルタルとともによく先発で起用しました。
 前述したとおり、物理イベルタル、Zアマージョ、眼鏡オーガ、襷アママイコf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225191205p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181951p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225191150p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181849p:plainはいずれも対面性能が高く、おいかぜに頼らず一致技を連打して数的有利を取っていくような立ち回りも可能です。

 思念の頭突きドクロッグ対策で採用していますが、出番なし。追い風を展開したターンにカイオーガを安全に繰り出しつつ猫だまし封じを温存できるとんぼ返りなどもアリだったかなと思っています。
 フェイントカイオーガと並べた際の制圧力を重視して採用しましたが、イベルタルと共に先発を担うことが多くまたワイドガードもほぼ打たれませんでした。しかしコケコやカミツルギのようなタスキ持ちを処理するため、意外と切れない技です。

 努力値振りはグラードンの上を取るべくASに振り切っていますが、テテフの特化超技耐えまで耐久に振った方が無難でしょう。

アママイコ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181838p:plain

持ち物:きあいのタスキ
性格:ようき
特性:スイートベール
実数値:H112-A92-B53-C×-D68-S125 (HBの個体値0)
努力値:AS252、D4
技:てだすけ、がむしゃら、フェイント、くさぶえ

  タスキ枠のアママイコ。選出数はパーティ中4位の41戦中22回
 てだすけ、フェイント、タスキのおかげで禁伝2匹の隣に置いておくポケモンとして重宝しました。
 アママイコに対してはカイオーガイベルタルなどの全体攻撃で倒そうとする動きがよく採られたため、がむしゃらフェイントで禁伝に対してよいダメージを入れてくれます。

 草タイプであるおかげで怒りの粉を受けないのも魅力の一つ。例えば相手がゼルネアスとモロバレルを並べて来ても、ジオコンターンにアママイコ後投げ、シャインのターンにがむしゃらマイコと動かすことで、余裕を持ってゼルネアスを処理できます。

 この時役に立つのが特性のスイートベールで、これは自身と味方が眠らなくなる特性なのですが、おかげでモロバレルが何をしようと安全に動かすことができました。

 カイオーガとの組み合わせは言うまでもありませんが、イベ+マイコも高火力の不意打ちによってアママイコへの集中を防げるのでがむしゃらが活かしやすく便利です。例えば、グラ+バナf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190226153107p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190226153113p:plainなどのように相手の1匹がアママイコよりも鈍足であればアママイコの後投げも視野に入ってきます。

 努力値振りはとにかく上を取りたいので最速。無振り105族と同速です。残りの一つの技は自由枠。

アマカジ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225181820p:plain

持ち物:しんかのきせき
性格:なまいき
特性:どんかん
実数値:H149-A50-B73-C×-D83-S33 (Sの個体値0)
努力値:H252、B116、D140
技:てだすけ、がむしゃら、フェイント、なやみのタネ

H-D
・C↑2臆病ゼルネアスのマジカルシャインで3割の乱1

 防御担当アマカジトリックルームをしてきそうなパーティへ選出します。
 アママイコ同様にゼルネアスの処理も担うことができます。私はダブルでツンデツンデを使用したことはありませんが、てだすけやフェイントが付いた小型の防塵ゴーグルツンデのような運用の仕方をしていたと言えるでしょうか。

 S種族値32というのは難点で、トリル下で使われがちなカビゴン、ツンデといった非禁伝は軒並みアマカジよりSが低く、アマカジによるトリルメタが躱されてしまいます。
 このため選出機会はおいかぜと併用してくるような中速トリパ、ドクロッグアマージョも通りが悪いトリパ、グラゼルネバナのような相手に2匹目のアママイコとして出す(カジマイコ選出はこの1度だけ)などに限られてしまい、残念なことに選出数は41戦中7回とぶっちぎりの最下位となってしまいました。

 特性は挑発警戒でどんかんにしていましたが、アママイコ同様全体攻撃に巻き込んで倒そうとする動きがよく見られ挑発はまったくと言っていいほど打たれなかったので、スイートベール推奨です。努力値の配分についても、物理技は炎や飛行技か、いわなだれくらいしか打たれませんでしたから、Dを特化してゼルネアスのジオコンひかえめシャイン確定耐えにするのがよさそうです。

 なやみのタネはヌケニンや貯水、乾燥肌の対策ですがこれは自由枠です。

ドクロッグ

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225192023p:plain

持ち物:とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
特性:かんそうはだ
実数値:H177-A154-B85-C×-D117-S
努力値:H148、A108、D252
技:ねこだましフェイントどくづきドレインパンチ

H-D
・臆病ゼルネアスのムンフォ確3

 ねこだまし枠。「相手のパーティ的にどうしても追い風を通したいがコケコf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927181111p:plain等でイベルタルを処理してきそう」という場合やオーガを止めてくるルンパf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190225200010p:plain対策として選出します。その他、アマカジアママイコが通しづらいパーティに対するゼルネ対策要員としても選出しました。
 対面性能のアママイコ、雨選出に確実に勝つ(アママイコでも勝てますが、ドクロッグならばより盤石)or何としてもオーガの潮吹きぶっぱを押し通したい時のドクロッグという感じです。

 またこの他このポケモンについては技にもよく悩まされました。
 格闘技はけたぐりが優先されることも多いですが、カミツルギへの打点を優先してドレパンを持たせています。ただ、このパーティにおいてはディアルガにトリルを貼られる前に処理すべくけたぐりが欲しくなる場面もあり一長一短でした。
 毒技についても同じことが言えて、最終的に命中を買ってどくづきを採用しましたが、威嚇をもらった時やコケコを素早く処理したい時などダストシュートの火力が欲しくなる時がありました。
 フェイントの枠についても、ルナアーラの特性を削り、ゼルネアスへのトドメに便利なバレットパンチも捨てがたいところ。

 処理したい相手がルンパッパ、ゼルネアス、カイオーガ、不利を取る相手がテテフ、クロバットと役割が微妙にアマカジ達と被っています。なので猫だましさえ使えれば割と融通の利く枠です。選出数は41戦中19回で5位。

 

4.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain反省点f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

カプ・テテフ、コケコが重すぎ

アマカジが全然出せない

 大きな欠陥はこの2つ。使用率の高いテテフに対し、型しだいで全員返り討ちというのはやはり不安定でした。
 上二つの問題を解決するには、個別解説で上げたような微調整の他、ドクロッグの枠をレンブのみ持ち避雷針アイへトゲデマルf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190227110843p:plainのような、どっちのカプにも勝てつつ襷も削れるようなポケモンに変えてしまうといった変更が必要かなあと思っています。

 あるいはおいかぜ禁伝+こだわり禁伝の組み合わせに固執するのはやめ、相手のスカーフ持ちは不意打ちで十分縛れていると判断し、オーガをスカーフ、イベルタルをチョッキ等に変えて柔軟に選出を行えるようにするというのもアリだったのかもしれません。

 

5.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain戦績f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190226190031p:plain

 最高レートは1733、その後1勝2敗で最終レートはだいたい1700くらい。
 あまざんまいとまでは行かないものの、予想を超えるアママイコの活躍、局所的ながらアマカジの活躍が拝めたため満足しています。ウルトラワープライドやアママイコの厳選と育成には苦労しましたが、期待以上の結果が残せました。

 ただ、試運転不足でプレイングが雑だったのは少し後悔しています。アママイコを繰り出すタイミング、おいかぜターンを残したままカイオーガを展開する立ち回りなどにはBVを見返すとミスが目立ちました。

 以下はアママイコアマカジが活躍したBVです。
・HVNW-WWWW-WWX3-HM7H
・3QVG-WWWW-WWX3-HM8Z
 ↑アママイコの特性が活きた試合。

・DWXG-WWWW-WWX3-KW5K
 ↑アマカジが活躍した珍しい試合。

 

6.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plainおわりにf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4C35-A773

 今さらアママイコアマカジを厳選育成する気なんて起きないよ、という皆さんのためにQRパーティを用意しました。
 使いやすいようにアマカジをスイートベールにしてD特化、アマージョの技を思念→蜻蛉返りに変更、HPを手助け特化しおふき耐えまで配分しています。
 夢のアマカジライフを心ゆくまで堪能しましょう。

 WCSのルールがウルトラルールに変更されたためQRパーティはひとまず削除しました。

 

 動かし方の質問や記事の不備の指摘等、これらを匿名で行いたい場合はこちら↓質問箱へどうぞ。

https://peing.net/ja/pnvbegdmeygg8pe

 

7.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain追記f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain

 INCの使用率ランキングが公表されました。アママイコのページはこちら

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190320003629p:plain

 世界に一つだけのアママイコ……。

 

※2020年4月8日 追記

 8世代でのアマカジパはこちら

yaterugumasukisukizamurai.hatenablog.com

【シンプルシンフォニー使用構築】クリムガン始動積みサイクル 最終順位79位

 異教徒の気持ちを知るシンプルシンフォニー。f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129183840p:plain

 

1.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain構築経緯f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

 https://3ds.pokemon-gl.com/competitions/4139/regulation/?status=0

 大雑把にいうと、
・単タイプのみのシングルバトル
・幻、禁伝、ヒヒダルマf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190131132705p:plainの出場禁止(とくせいで複合タイプになるから?)
・メガストーンは使えない
・対戦数の上限は45戦。それ以上の対戦は行えない。

 
 論者たるもの単タイプはありえないwww(わけではないが、サイクルを回したり火力で崩したりするには有利不利がハッキリしていて一致技を2つ持っている方が都合がよい)ので、ステロ撒き+積みアタッカーの組み合わせを主軸としたパーティを使ってみることにした。

 問題は積みアタッカーに何を選ぶかであるが、

・ジャロゴーリf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204160458p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204160504p:plain

・エーフィf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204160543p:plain始動の積み構築。積み要員にデンジュモクポリゴンZf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204160706p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129235929p:plainなど
オノノクスローブシンニンフィアf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129210719p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129210524p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129213907p:plain等を採用したスタンパ
・どくびし+まもみがf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204162327p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204162352p:plain

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204164847p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129233402p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129232610p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204164949p:plain←これらを用いた数値受けサイクル
・積みアタッカーを止めるスカーフバクフーンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204161421p:plainやてんねんピクシーf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204161602p:plain

 

 

 大会開始前はこれらが流行するのではないかと予想していたので、いずれにも等倍以上が取れ、身代わりも突破でき、かつスカーフで止まらないノーマルZギギギアルf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129231631p:plainを採用することにした。
 当時はこちらより先に積みエースを展開されることを最も恐れていたため、ステロ撒きとしてはエーフィを恐れずに補助技を使え、起点回避も可能なかたやぶりクリムガンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130094304p:plainの起用が決まった。同じくかたやぶりでステルスロックが使え、ギロチンや岩石封じで起点回避ができるカイロスと比較すると、バクフーンに強い点も魅力だった。またジャロゴーリや受けサイクル専用のメタとしてラム持ちアグノムf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130094651p:plain、催眠ZデンジュモクポリゴンZ等の無起点でも積むことが可能なポケモン達へのストッパーとして最速スカーフポリゴンZf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129235929p:plainを採用した。
 ここまでの4匹はギギギアルやクレセローブ、ニンフィア、クレセ入りの受けサイクルに薄かったため、それらに強めなビルドアップローブシンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129210524p:plain瞑想ニンフィアf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129213907p:plainを加えた。
 ギギギアルやクレセローブに勝ちうるポケモンは他にもいたが、インターネット大会における流行の把握に自信がなかったため単体性能が高そうな2匹をチョイスしている。
 

2.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain個別紹介f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

 緑字は改良の余地あり、赤字は必須のもの。

 クリムガン

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130000847p:plain
持ち物:メンタルハーブ
性格:わんぱく
特性:かたやぶり
実数値:H183-A140-B133-C×-D110-S91
努力値:H244、B84、S180
技:ドラゴンテールステルスロックへびにらみ、吠える

S
・麻痺したジャローダ抜き
・無振り70族+1

 ステロ係。選出率は45戦中30戦(67%)で2位
 ギギギアルとの相性補完に優れている。耐久が高めでオノノクスニンフィア以外の相手にはへびにらみ+ステロを行うことができ、この2匹の前でならギギギアルが安全に積める。スカーフポリゴンZとはドラテ+ステロによる相手パーティ全体への削りと相手の選出の把握という点で相性がよい。この2匹は非常によく選出したためそれに釣られる形でこのポケモンの選出率も上がっていった。

 一方、型については下記の通り疑問が残る部分も多かった。

・唯一の攻撃技が後攻技であるせいでへびにらみ→ステロの流れでクリムガンが生き残っても目の前の相手のタスキが削れない。
・壁貼りエーフィの不在→かたやぶりである必要性がない。
・先発に起用されるポケモンは特殊が多い→B振りが機能していない。
・ちょうはつを一度も打たれなかった→メンタルハーブの有用性が疑問。

 この構築におけるクリムガンの仕事はステルスロックと吠える(orドラゴンテール)さえあれば基本的に完遂できるので、AS気味にしてダストシュート、ふいうち等を採用して起点にならないアタッカーとして運用しても面白かったのかもしれない。


 ギギギアル

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130000855p:plain
持ち物:ノーマルZ
性格:いじっぱり
実数値:H159-A167-B138-C×-D106-S116
努力値:H180、A252、B20、D4、S44
技:ギアソーサーアチェンジギガインパクトワイルドボルト

S
・ギアチェンジ後準速スカーフガブリアス抜き(6世代の名残)

 選出回数は45戦中26回(選出率58%)で3位。耐性優秀ででんじはもそこまで痛くないので多くのポケモンの前で積むことができる。
 ノーマルZはデンジュモクステルスロックで削ったエンテイを落とすことができるため大変止まりにくい。
 ワイルドボルトスイクン等に打つために採用していたが打ちどころが少ない。ニンフィアのあくびを回避したりクレセリアのトリル+みかまいのメタになる身代わりが欲しくなることが多かった。ヘビにらみとも組み合わせやすいし。

 

 ポリゴンZ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130000907p:plain
持ち物:こだわりスカーフ
性格:おくびょう
特性:てきおうりょく
実数値:H161-A×-B90-C187-D95-S156

努力値:H4、C252、S252
技:はかいこうせんさわぐシャドーボールれいとうビーム

 前述の通り、ステロ+ドラテを行えるクリムガンとは相性がよい。
 さわぐで無振りオノノクスを65%の乱1に捉える火力があり、このルール全体で鋼、岩、ゴーストの採用率が低かったため、相手の積みエースストッパーとしてのみならず単なる抜きエースとしてもかなり使いやすかった。
 ギギギアルカバルドンバンバドロの選出を誘うので、こちらを一貫させやすく、ギギギアルポリゴンZのどちらかが通せるパーティには読み不要で勝てる。

 はかいこうせんはテクスチャーZを積んでしまったポリゴンZに打って全抜きを食い止めたり、辛い構築に初手投げして強引に1匹持って行ったりと少々乱暴ながら誤魔化しとして機能した。
 ポリゴンZにおいてはとにかくノーマル技を打ち続けるのが強い動きであったので、残り2つの技は全く撃たなかった。ピンポイントで役に立つトリックやトライアタックなどでもよかったかもしれない。

 選出回数はトップの45戦中34回(選出率76%)。基本的にローブシン入り以外に選出をとまどう理由がなかったため、選出率はとても高い。

 アグノム

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130000923p:plain
持ち物:ラムのみ
性格:おくびょう
実数値:H151-A×-B90-C177-D90-S183

努力値:H4、C252、S252
技:サイコショックかえんほうしゃ、わるだくみ、挑発

 ジャロゴーリ絶対殺すマン……のはずだったが、クリムガンとこのポケモン以外が軒並みオニゴーリに強いため影が薄い。ジャロゴーリに対してはアグノムを使うまでもなく4匹のうちどれかが通っていることが多く、それをクリムガンのステロと合わせて通しに行く動きを取ることも多かった。

 こうした理由から選出回数は45戦中12回(選出率27%)と最下位だったものの、ユクシージャローダが入ったパーティ相手にはやはりよく働いてくれた。
 ジャローダに対してはまず放射から入り、壁を貼られたらわるだくみ、へびにらみをされたらちょうはつで次の補助技を封じてわるだくみと選ぶことで、わるだくみを1度以上積んだ状態で相手の後続と対面できるため、とくによく刺さった。
 放射はレジスチルに対して打つ技でもあり、ギギギアルポリゴンZのどちらも止められてしまい被選出率も高かったため、これに対して有効打を持てるのは便利であった。ジャローダやラッキーとともに採用されていたため、まとめて相手ができた。この点は同じく受けサイクルに対して選出していたニンフィアとうまく住み分けができていたように思う。

 ジャローダについてはちょうはつのターンにリフストを選んでくる相手も多かったので、ひょっとしたらちょうはつは諸エスパーに有効なシャドーボールへ変更して選出しやすくした方がよかったかもしれない。

 

 ニンフィア

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130000944p:plain
持ち物:カゴのみ
性格:ひかえめ
実数値:H201-A×-B85-C149-D150-S107
努力値:H244、C52、S212
技:ハイパーボイス、いびき、めいそう、ねむる
S
・無振りクレセ+2
・最速ブシン抜き

 Sは最速どくづきブシンを警戒してここまで割いた。クレセリアに対しては瞑想サイコショック型のためギギギアルに引かざるをえなくなったり、すぐに交代されたりと機能しなかったものの、ブシンには2度ほど居座られたものを処理できた他、ニンフィア同士の積み合いで有利が取れた。
 選出回数は45戦中16回(選出率36%)で5位ローブシン+固い炎(f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204173003p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129231819p:plain)の並びが相手の場合、「クリムガンニンフィアの並びでローブシンを流しつつ炎タイプにステロダメージを蓄積させてこのポケモンを一貫させる」というきわめて無理のある立ち回りをしていたため選出時の勝率が低い。不遇な存在であった。

 カゴのみ眠るいびきというアンチシナジー気味な組み合わせは時間がなかったがゆえに生まれたキメラだが、上記の立ち回りをする際には重宝したので結果オーライ(?)。

 

 ローブシン

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130000956p:plain
持ち物:たべのこし
性格:いじっぱり
特性:てつのこぶし
実数値:H202-A211-B115-C×-D85-S75
努力値:H172、A252、S76、あまり8
技:ドレインパンチマッハパンチ、はたき落とす、ビルドアップ

S
・50族(ラッキー等)の上を取れるように。

 選出回数は4位の45戦中17回(選出率38%)ニンフィアよりちょっぴり高いのはクリムガン+ポリZorギギギアルの選出を行った際の3匹目として先制技を使えるローブシンの方が適していたため。こちらのポリゴンZを起点にしてくるギギギアルを止める仕事もあった。

 対面性能が高いため頼りになったが、ローブシンやラッキーと対面することはなくその役割はニンフィアが担ってくれていたため、持ち物、技構成には改良の余地がある。
 せいなるほのおで機能停止しないように根性にしたり、ちからずく珠ブシンにしてみたり、チョッキを持たせてみたり、ギギギアルが止まってしまう相手に強く出られる積みアタッカーであるオーダイルに変えてみたり。パーティ内での役割は薄めなため様々な変更が可能である。

 努力値のあまり8はただの手違いであり意味はない。

 

3.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain重かった並び、ポケモンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129210719p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129213907p:plain+f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129231819p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129210524p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129232610p:plain

 ステロを撒かせないポケモン+ギギギアルストッパーの並び。
 クリムガン+ギギギアルの組み合わせに依存したパーティであり、裏選出も未熟であったため非常に重かった。
 ギギギアルストッパーとしてはこの他吠えるスイクンバンバドロなどがあるが、ポリゴンZも止めてくるエンテイローブシンが一番難敵。


f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129233402p:plain(トリックルーム持ちはなおさら苦しい)+f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129210524p:plain+f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129231819p:plain

 クレセローブの並びにエンテイを加えたもの。クレセローブのみならニンフィアでいいが、エンテイにこれを止められるとサイクル負けしがち。クレセリアは基本的にギギギアルの起点だが、トリックルームだけは痛い。ギギギアルに身代わりが欲しかったところである。


エンテイ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129201909p:plain
 上二つで上げた通り、今回使用したパーティはエンテイが非常に重い。
 対面から勝てるポケモンはおらず、クリムガンのステロで削ってポリゴンZギギギアルの一貫を作るしか処理手段がない。
 耐久無振りならステロがなくともギギギアルのギアチェンジ後のノーマルZで6割弱の確率で落とすこともできるが、こちらが成功したことはなかった。
 体感ではレート1700を越えた辺りから急増しており、f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129210524p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129213907p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129210719p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129233402p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129235929p:plainこの辺りと組んだパーティをよく見た。トップメタの一角だったのだろう。
 
 完全にノーマークであり、繁茂したこのポケモン入りのパーティとマッチングするたびに苦汁を飲まされることとなった。

   f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129215535j:plain

  終盤は半ばヤケクソであった。

メタモン

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129220811p:plain
 ギギギアルを止めて来るので少々厄介。ラッキー、ローブシンジャローダなどのアグノムを出したくなるようなポケモンと組まれていることも多く、アグノムの選出率の低さの一因でもある。
 このポケモンを見るだけでアグノムギギギアルの選出が封じられ、ポリゴンZも出しづらくなる。素早いポケモンで上から殴って勝つ、というシンプルな勝ち筋がなくなり、選出、立ち回りが難しかった。

 こちらもエンテイ同様完全に存在を失念しており、初めて見た時にはかなり動揺した覚えがある。

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129221804j:plain

4.f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201918g:plain戦績と反省点f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180127201915g:plain 

 最高1746、最終レートは1700ちょっと。 

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130005001j:plain

  

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130005014j:plain
 ↑このあと1勝1敗。

 早い段階から1700を越えることができた。よく知らないが、こうしたネット大会における1700というのは結構な高レートだと聞いているのでとてもうれしい。
 また、シングルにていわゆるヤケモン振り以外のポケモンを使うのはシーズン3でグソクムシャを使ったとき以来で新鮮であった。3日で45戦というのはけっこうハードなのだが、最後まで集中力を切らさず臨めたのはポリゴンZギギギアルの豪快な性能のたまものであろう。

 一方、構築の完成度においては強いポケモンシナジーを考えずただ詰め込んだだけの程度の低いものとなってしまった感は否めない。

1.個別紹介で述べた通り、主軸であるはずのギギムガン(f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130094304p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130094313p:plain)2匹の型の完成度がいまいちだったこと。ちょうはつ、マジックミラーなどの細かい部分を警戒しすぎ。

2.上の並びに依存しすぎ、これが通らない相手に対する選出パターンがなかったこと。別の積みアタッカーなり、サイクルを回せる裏選出なりを用意すべきだった。

3.エンテイf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190129231819p:plainの流行を予想できなかったこと。デンジュモクを恐れて水タイプは採用しなかったが、ストッパーとしてポリゴンZがあるのだから躊躇する理由はなかった。
4.アグノムが出せる構築=ギギギアルやポリZが通るため、アグノムf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190130094651p:plainがパーティ内で浮いてしまったこと。ふゆうだけに

 この辺りは改善を要する部分である。

 

 おわり。

 

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204224015g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204224015g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20190204224015g:plain<ここまで読んでくれてありがとう!

 

 追記

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190205134650j:plain

  順位は79位。欲をいえば50位以内に入りたかった……。

 

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190205135503p:plain

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20190205135508p:plain

 メンタルハーブやかたやぶりの割合から推測するに、クリムガンの使用者は6人だったようである。

S10~S12で使った変わったヤケモン(?)たち

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207205522g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207204536g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207205522g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207204536g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207204536g:plain

 シーズン10~12はf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120435p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainヤスゴブルルドラン、f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203957p:plainヤシギバナ、f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203850p:plainヤルガルド、f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181209005041p:plainラクロスf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181209100521p:plainヤルタリスなどを使っていたが、いずれのヤーティも目標としていたレート2000以上は達成できなかった。
 都合の悪いポケモンが大流行していたわけではないのだが、こちらも強いヤーティが作れなかったのである。
 しかし、結果は出せなかったものの中には使用率が極めて低そうなもの、誰も試していないのではないかと思われるものがいくつか見つかったため、反省も兼ねて書き残しておこうと思う。基本的には論理wikiに書くのだが、実績皆無の上使用率の低いヤケモンのさらに使用率が低いであろう型や、私自身実用性が分からない型ばかりでためらわれた。
 つまりは叩き台である。何かの役に立ったりしないだろうか。

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207205522g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207204536g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207205522g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207204536g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207205522g:plain

目次

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207204536g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207204536g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207205522g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207204536g:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207205522g:plain

 

 使用したヤケモン(緑字は改良の余地あり)

ガルド抜かれヤトヤトン

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207152530p:plain
持ち物:こだわりハチマキ ゆうかん
特性:どくしゅ

実数値(努力値):H211(244) A172(252) B95 C× D122 S57(S個体値は19)
技:はたき落とす ダストシュート 炎のパンチ 冷凍パンチ 

・A6段階下降はたき落とすでH252盾ギルガルドの身代わりを確定破壊(26.3%〜32.3%)
・H振り
ギルガルド確1(100.5%〜118.5%)
・無振りテテフ確1(102%〜120.6%)
・H振りメガゲンガー確1(112.5%〜134.1%)
・A1段階下降でH振りランド乱2(43.5%〜52.3%)

 カットムヤーティの鉢巻枠として採用。使用ヤーティはf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517123258p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180516003411p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122130p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203925p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142917p:plainの6匹。

 ゆうかん+S個体値18or19で最遅ギルガルドの下を取ることができる。S実数値は56を下回るとドヒドイデに上を取られるようになってしまうのでこの辺り。
 鉢巻のおかげで剣舞弱保や毒キンシでAを限界まで下げられて身代わりを残されるといった事態を避けられる。
 繰り出したはいいものの型が分からないガルドに対して、安定行動としてはたき落とすを打てるのがありがたかった。
 鉢巻べトンなら抜かれ調整はかなり有益なように思われる。

 Sを削ったデメリットはカバに上を取られること、メガクチートマリルリとの同速対決に勝てなくなること。後ろ2つはともかく、カバマンダガルドのカバはBにあまり振らない型もあり、残HP次第でははたき連打で押し切れたりもするので、少しもったいなさを感じることもあった。
 カバマンダガルド、ドヒドグライカグヤ、受けループのようなサイクル系の構築に選出できる。どくしゅのおかげでヤドランにも強い。

 ガルド抜かれとは関係ないが、マンダと対面した際、相手にじしん、飛行技どちらも選べる状況を与えてしまうのは欠点。ヤトヤトンを使う際はヤッカグヤ、ヤサイドン、浮いてる電気ヤケモンのいずれかも一緒に入れておくのが無難ではなかろうか。
 上のヤーティ(f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517123258p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180516003411p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122130p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203925p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142917p:plain)がよい結果を残せなかった一因もそこにあり、カバマンダガルドに対する勝率が5割を切っていたのであった。

 また、ガルド抜かれヤトンの使用感がよかったことから、シーズン11~12では何匹かのヤケモンをS実数値57にして試していた。

 

その他のガルドに抜かれし戦士たち

ヤルズキンf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208123212p:plain→ガルド抜かれ戦士1号。クチートや鉢巻ひざでカバを押し切れないのがとても気になった。ポリクチゲッコガッサのような並びに投げていくヤケモンなので少しデメリットが大きい。

ヤスゴドラf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plain→ガルド抜かれ戦士2号。非メガがんじょう地震で初手のゴーストZガルドを討伐すべく生まれた。後出しが効かない上、カバルドンに対し冷Pで突っ張る選択肢を失うのがヤトヤトン以上に痛い。

ヤ二シズクモf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180804p:plain→ガルド抜かれ戦士3号。エアームドを役割破壊するゆうかん両刀の副産物として生まれた。キンシに触ってしまうと鉢巻アクブレでさえブレードガルド確2なので、ガルドに対してそれほど強いわけではない。ミズZならキンシのみのガルドに対しては少し強く出られる。Sを削って困る相手もいないため悪くはないが、対ガルドはあくまでおまけ。剣舞ガルドは厳しい。ミズZでH振り盾ガルドが12%の乱1。

ヤラミドロf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208123651p:plain→ガルド抜かれ戦士4号。ガモスを処理しやすくしたダスト採用両刀珠ヤラミや、単なる眼鏡型の副産物として生まれた。眼鏡流星でブレードガルド確1。こちらもSを削って困ることはないが、対ガルドはおまけ。こちらも剣舞ガルドの相手は無理。

 

ガルド抜かれヤルズキン

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208123335p:plain
持ち物:こだわりハチマキorくろおび ゆうかん→いじっぱり
実数値(努力値):H171(244) A156(252) B135 C× D137(12) S57(S個体値は3)→S78
技(ハチマキ):はたき落とす とびひざげり かみなりパンチ れいとうパンチ 
技(くろおび):かみなりパンチ→どくづき

・鉢巻かみなりパンチでゲッコウガ確1(103.4%〜122.4%)
・A1段階下降の鉢巻とびひざげりメガクチート確2(50.3%〜59.8%)

・1.2倍とびひざでゲッコウガ確1(216.3%〜254.4%)

ゲッコウガの珠冷Bで23%の乱2(43.8%〜52.6%)
・ねっとう+激流ねっとう確定耐え

 使用したヤーティはf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203957p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208001104p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142949p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517125234p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208123212p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142917p:plainの6匹。

 同じ悪ヤケモンのヤトヤトンと比べると、ルカリオクチートの後出しを許しにくいので、ポリクチガッサゲッコウガのような並びに繰り出しやすい。
 逆にAは低いので悪タイプではあるが対ガルド枠としては微妙。そのため、ガルド抜かれ調整はむしろデメリットの方が大きかった。
 受けループに対してはドヒドイデ、ヤドラン、フシギバナ以外に極めて強い。サイコショックヤティオスとともに崩しに貢献してくれた。

 ズルズキンにおける7世代のマイナス要素は、ミミッキュが追加されたことと、Zの登場でゲッコウガ、霊獣ボルト、カイリューに対面であっても負ける可能性が出てきたこと。それにより、跳び膝を打ちづらくなったのと、クチート軸に対して選出し辛くなったのが少し逆風かなと感じる。

 そんなわけで裏にゴーストタイプがいる場合のゲッコ対面の安定択として鉢巻かみなりパンチを採用したり、ブルルドランに対しても選出できるように打ち分け可能などくづきズキンなどを使ったりしていた。

 対ガルド枠としては少々怪しく、カバマンダガルドの他のメンツにも勝てるかどうか怪しいものが多いので、ヤルズキンを使う際はカバマンダガルドに対してはまた別に選出ルートを作っておくとよい。今回使ったヤーティの場合はヤンダー+メガ枠+@1(結局ズキンを出すこともある)の3匹で選出していた。

 

物理メガヤシギバナ

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513145607p:plain
持ち物:メガ石 ゆうかん
特性:ようりょくそ

実数値(努力値):H187(252) A147→167(252) B103→143 C120→142(0) D121→141(4) S90
技:パワーウィップ ヘドロばくだん じしん はたき落とすorリーフストームorめざ炎

じしんでH振りヒードラン確1(103.5%〜121.8%)
・ 〃  で無振りB↑1で電気タイプのポリゴンZ確2(58.3%〜69.5%)
・ 〃 で無振りアーゴヨンが50%の乱1(91.2%〜108.7%)
・ 〃 で無振りメガゲンガーが65%の乱1(93.3%〜111.1%)
・ 〃 で無振りメガメタグロスが超高乱2(49%〜58%)

ヘドロばくだんで無振りボーマンダが低乱2(42.6%〜50.8%)
・めざ炎でH振りカミツルギが確1(151.8%〜180.7%)
リーフストームでH228、D140のカバルドン37%の乱1(88.6%〜105.6%)

 シーズン11で前述のズキンヤーティ、シーズン9ではf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203957p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203516p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120520p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517125234p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142917p:plainの6匹で使った。
 ダメ計の通り、じしんでヒードランをワンパンできるのがアイデンティティ。使用したヤーティの中ではツンデに鉢巻が渡ることが多く、少し削れたアーゴヨンを落とせるのも何かと都合がよかった。

 難点はヘドロばくだんの火力が極めて低いこと。ボーマンダリザードンへの負担の小ささ、また霊獣ボルトに役割が持ちづらくなる点が痛い。どくづきは覚えないので注意

 この他、先発カババナ対面というのはよく起こるのだが、カバ側が居座ってくることが多くそこでリフストで即座に処理できないのも大きな欠点である。ヤシギバナ(というかリフストC振りバナ)の強みが失われてしまっている。ACバナ……?
 ガッサ、レヒレゲッコウガに対する安定感は物理型となっても健在である。

※ACバナは霊獣ボルトのわるだくみデンキZで乱1なのでおススメできない。

 

物理ヤプ・コケコ

f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208185322p:plain
持ち物:デンキZ いじっぱり
実数値(努力値):H177(252) A183(252) B105 C× D96(4) S150
技:ワイルドボルト とんぼ返り おんがえし ブレイブバード 

エレキフィールドZワイボでH振りガルドを75%の乱1(95.8%〜113.1%)
・ZワイボでH252B100テテフ(マンダの陽気捨て身耐え)を70%の乱1(94.9%〜111.8%)
ブレイブバードでH振りメガバナ確2(62%〜73.7%)
・   〃   で無振りジャラランガ確2(75.4%〜90%)
・おんがえしで無振り霊獣ボルトロス確2(50.9%〜60%)

メガバシャーモのフレドラが12%の乱1(85.3%〜100.5%)

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203803p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927181111p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plainの6匹で使用。
 ダメ計の上3つが強み。H振りガルド、B振りテテフはともに先発に起用されやすく(体感では先発のガルドはZ、先発のB振りテテフは眼鏡が多い)、かつコケコ対面で引いてくることも少ないのでデンキZが通りやすい。フシギバナモロバレルも後投げされやすいのでそのまま処理できる。

 サザンドラに役割を持てない点、おもにドヒドイデに対してだが、ねっとうで機能停止する点、グライオンに対する有効打がない点がマイナス。
 上のヤーティではジャラサザンに多少強くするため、マジカルシャインブルルも使っていた。こちらについてはwikiに載っているので省かせていただこう。使い勝手は微妙だった。

 ランド、グライオンに対する有効打がない点以外、物理コケコ自体にはとくに大きな欠点は見当たらなかったが、ヤーティ全体がゲッコウガオニゴーリに極めて薄かったためか満足いく結果にはならなかった。

 

めざ炎もろはヤルガルド

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207152022p:plain

持ち物:こだわりメガネ れいせい
実数値(努力値):H167(252) A70→170 B170→70 C112→222(252) D171→71(4) S72
技:シャドーボール ラスターカノン めざパ炎 もろはのずつき

シャドーボールで無振り霊獣ボルトロス高乱1(97.4%〜114.8%)
・   〃   で無振りリザXが65%の乱1(94.1%〜110.4%)
   〃   でH振りチョッキランドが確2(52.3%〜61.5%)

めざ炎でHDナットレイを高乱1(99.4%〜119.3%)

もろはのずつきでH振り霊獣ボルト確1(115%〜135.4%)

特化霊獣ボルトのZ10万ボルト確耐え(75.4%〜88.6%)
・ブレード形態時、メガルカリオのコメットパンチで確2(57.4%〜67.6%)

 こちらを使ったヤーティはf:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208211212p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180429195012p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122130p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122121p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122140p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203850p:plainの6匹。
 めざ氷を打ちたい時がなかったこと、ナットレイとの偶発対面がそれなりにあること、ステロ+剣舞ハッサムへの対策等の理由からめざ炎を採用した。めざ炎の採用によりアーゴヨンギャラドスハッサムのような積みサイクルに出しやすくなったのでこちらはなかなか有用かと思われる。

 もろはのずつきは霊獣ボルトピンポイント採用。シャドボラスカノめざ炎で足りているので使用機会に恵まれず、実用性は微妙だった
 
 めざ炎やもろはのずつきとは関係ないが、眼鏡ガルドはグロス軸に対してはシャドーボールで負担をかけていけるのでとても使いやすい。切るタイミングを計らなくてよいのがZとの違い。

 出していける構築としては、先ほど述べたハッサム軸、そしてメガルカリオ軸が挙げられる。ステルスロックが刺さらないためその点はヤャラドスより優秀。身代わりには注意。
 霊獣ボルトロスの特化Z10万を耐えるので、場合によっては後出しが効く。霊獣ボルトロスルカリオグロスと同時に採用されていることも多く、相手がそれらを選出しなかった際は霊獣ボルトの処理を任せることもあった。

 またガルーラには勝てないものの、グロパンを透かすことができる。例えば消耗したヤンギラスの前にガルーラが繰り出された場合、ヤンギ→ガルド→ヤンドと交代することで全抜きを回避できることがある。

 

イカサマヤルビアル

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181207152444p:plain
持ち物:アクZor命の珠 いじっぱり
実数値(努力値):H191(164) A185(252) B100 C× D102(92) S112
技:じしん はたき落とす ストーンエッジorばかぢから イカサマ

・ZイカサマでH振りガルド確1(129.3%〜152%)
・  〃  でHB特化メガヤドラン確2(71.6%〜84.5%)
・  〃  で無振りカミツルギ中乱1(89.6%〜106.6%)

・A2段階上昇イカサマで無振りミミッキュ確1
・    〃    で無振りメガガルーラが75%の乱1(96.1%〜113.2%)
・    〃    で無振りカミツルギが確1
・    〃    でH振り霊獣ランドロスが確1

・A0段階上昇珠イカサマで無振りランドロスが確2(83.6%〜99.3%)

・D>B(ダウンロード対策)

 f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208210410p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203957p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203843p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142917p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180844p:plainの並び等で使用。
 イカサマの採用動機は、Z持ちのランドロスカミツルギ剣舞、死に出しミミッキュに2度舞われることを防ぐため。ついでにZイカサマはZかみくだくより火力が高い。
 またはたき以外の悪打点を持つことでヤドランを突破でき、受けループに対して極めて強くなる。
 珠を持たせると無振りメガメタグロス、Aが2段階上昇したABミミッキュ、同条件のH振りガルーラなどを落とすことができ、H124振りメガグロスも8割の乱1となる。イカサマをグロス→ランドに一貫する技として選べる。

 いかくによって出し負けをケアしやすい点と、ギルガルドに対してめっぽう強い点が魅力。ヤトヤトンと同じくカバマンダガルドや受けサイクルに出せる。その他、取り巻きによるがグロス軸等にも選出した。コケコランドグロス、火トムレヒレグロスグロスグライドヒドとか言われるアレらのことである。
 半面、技スペースは厳しい。地獄突きを切るとヤドランやクレセリアが処理しきれず、ばかぢからを切るとカミツルギに隙を作りがちであり、エッジを切るとマンダの低負担の降臨を許すのだ。アクZイカサマエッジビアルはそれら全てに対し一応の対処が可能かつ剣舞ランドに隙を作らない存在であり、その点は重宝した。ただし、カミツルギに交代読みで打っても確2なので完全に馬鹿力の代用として使えるわけではない。ちなみにイカサマが役割論理的にありえるかどうかは不明

 

特殊ヤ二シズクモ

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181209105655p:plain
持ち物:ミズZ ひかえめ
実数値(努力値):H175(252) A× B113(4) C112(252) D152 S62
技:なみのり ふぶき めざパ炎 ねっとう

・Zなみのりで無振りメガリザYが確1(105.8%〜125.4%)
・  〃   でH振りカプ・テテフが60%の乱1(92%〜109%)
・  〃  でH振りナットレイが乱2(44.7%〜53%)
・  〃  でH実数値171のメガメタグロスが94%の乱1(98.8%〜117.5%)

・ふぶきで無振りメガボーマンダが確1(100.5%〜119.2%)

・めざ炎でH振りナットレイ低乱2(41.9%〜50.8%)

 1、f:id:yaterugumasukisukizamurai:20180517120435p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203644p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512204013p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180912155239p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180804p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180321122130p:plainorf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203710p:plain
 2、f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181208210410p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203957p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180804p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180512203843p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142917p:plainf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180927180844p:plainorf:id:yaterugumasukisukizamurai:20180513142949p:plain等のヤーティで使用した。
 物理型と比べると、ボーマンダナットレイに対して有効打を持てる点が魅力。これらでクモを受けてくるパーティは多く、ナットドランやカバマンダなどを一気に崩すことができる。また、なみのりZでメガメタグロスをほぼ確実に処理できる点も見逃せない。
 ねっとうは他の特殊技が前3つを上回る火力を出せないこと、まもみが(おもにグライオン、数は少ないがヒードラン)によるPP切れを防げることから採用した。カバとの対面で無難な技として押すこともあったが、居座られても引かれてもそれほどアドバンテージが得られるわけではないので賢い手ではない。

 上のダメ計にある通りミズZ+めざ炎でナットレイが落とせないのは気になった。交代を読みかつふぶきを当てなければマンダが落とせないのもあって少々不安定な性能である。
 また受けループのように耐性ではなく数値で受けてくるような構築に対して物理型より無力となってしまう点も痛い。例えば、2つ目のヤーティと受けループとの対戦において、ヤ二シズクモが鉢巻ならばワルビアルエアームドのゴツメを叩き落としてアクアブレイクの一貫を作る、ゆうかんミズZなら逆にクモでエアームドを消耗させてワルビアルを一貫させるといったルートが取れるのだが特殊型ではそれが難しい。総じて面白い活躍はできたが、強いとは言いがたかった。

 ヤ二シズクモ自体はカバリザゲッコテテフのようなパーティやルカリオ軸に対して選出できる。テッカグヤのような等倍勢をゴリ押す火力や、ゲッコウガの冷凍ビームに対して繰り出せるのはヤャラドスにはない独自の強み。逆に、ヒコウZギャラドスには無力なのでそちらの処理は別のヤケモンに任せる必要がある。上の1つ目のヤーティではかみなりパンツヤスゴドラやヤャラドスが担当していた。

 物理ヤニシズクモについてはこちら↓

yaterugumasukisukizamurai.hatenablog.com

 

しぜんのちからメガヤクーダ

  f:id:yaterugumasukisukizamurai:20181209142912p:plain
特性:ちからずく ひかえめorれいせい
実数値(努力値):H177(252) A× B90→120 C172→216(252) D96→126(4) S60→40
技:だいもんじ だいちのちから げんしのちからorストーンエッジいわなだれ)orめざ氷orしぜんのちから 

だいもんじでH振り霊獣ボルトが50%の乱1(94%〜110.8%)
・  〃  でH振り霊獣ランドが35%の乱1(89.2%〜105.1%)
・げんしのちからで無振りメガリザードンXが確2(79.7%〜94.1%)
・   〃   で無振りギャラドスが確2(61.9%〜73.6%)
・   〃   でD1段階上昇無振りガモスが低乱1(84.4%〜101.8%)

ムーンフォースでHD特化のメガボーマンダが確2(64.6%〜76.6%)
グラスフィールドエナジーボールでH振りのスイクンが確1(102.4%〜120.7%)
・めざ氷でHD特化のメガボーマンダが確2(63.6%〜75.6%)

・C1段階上昇ポリゴンZの特化冷Bが77%の乱2(46.8%〜55.3%)

しぜんのちからの特徴
・補助技である。
・フィールドによって繰り出される技が変わる。
エレキフィールド→10万ボルト、サイコフィールド→サイコキネシスグラスフィールドエナジーボールミストフィールドムーンフォース
・フィールド補正は乗る。
・フィールドが貼られていない場合はトライアタック。

全てにちからずく補正が乗る。

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 2つのヤーティで使用。
 しぜんのちからの使い方としては相手のコケコにヤクーダを繰り出し、相手が繰り出してくるギャラなりリザードンなりを落とすというもの。この他、下のヤーティではこちら側のブルルのフィールドと合わせてスイクン等が処理できることもあった。
 しかし、コケコ以外のカプ系にヤクーダは役割を持つことができないので、使用機会に恵まれなかった。とくに理由がないのであれば、サブウェポンは岩技+めざ氷が無難である

 

 ヤクーダ自体の性能を述べると、6世代に比べて水ロトムやガブが減ったのは追い風であったのだろうが、アーゴヨンの登場でメガやタイプが被るヤンギラスやヤードランの需要が高まったこと、電気により強く持ち物が安いアローラヤラヤラが登場したことからなかなか使う理由が見いだせなかった。ただ、テクスチャーZ型ポリゴンZには悪波の裏目がないのでヤラヤラよりも強く出られる。このことやランドロスにかけられる負担、クチート入りへの強さ等がヤラヤラに勝る点だろうか。
 誤解されがちだが、ポリゴン2には役割持てないので注意。

 組み合わせるヤケモンとしては非メガでボーマンダに役割が持てるヤンダーや、フィールドを貼れるヤプ・ブルルが使いやすかった。
 逆に組み合わせづらいのはヤンギラス。ポリゴンZやコケコはマンダと組んでいることも多く、メガ枠であるヤンギラスの選出が強制されるとヤクーダの出番が無くなってしまう。

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最後に

 結局のところ、実用性において結論が出ているのはガルド抜かれヤルズキンとヤスゴのみで、その他は未だ考察中の段階にある。記事の不備や質問等があればコメント欄、ツイッター等に送って下さるとありがたい。
 質問・提案等を匿名で行いたい場合はこちら↓

https://peing.net/ja/pnvbegdmeygg8pe

 

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