スパイクチャレンジ用ヤーティの考察その2
目次
スパイクチャレンジ用ヤーティの考察 - みまもりたちの墓場の続き
スパチャレ本戦環境予想
大会結果
3月15日のスパチャレ仲間大会での使用率ランキングがこちら。
昨日のスパイクチャレンジ仲間大会の使用率が出てたのでいちおう
— まの (@Yarty_mano) 2021年3月15日
規模:725
10→キッス
20→カイリュー
30→ガラルドガス
40→サザンドラ pic.twitter.com/dob0YrXvWq
3月17日のものがこちらである。
#ようこそスパイクジムへ
— インゲン (@ingenlife) 2021年3月18日
結果と使用データが出ました。
参加された方は詳細が確認できます!
いつも言っていますが、あくまでエンジョイ大会。順位はオマケ程度にお考え下さい。
……あれ?ナマコブシの使用率がかなり高いですね。これは僕が主催だから……かも。 pic.twitter.com/8ysqEzuPkl
まの氏、いんげん氏による大会の使用率ランキングと、前記事の過去3回のスパチャレ仲間大会での使用率ランキングを比較すると、バンドリュマンダナットの使用率の急上昇、ポリ2の減少が特徴的である。この他の事象については概ね、過去の傾向をそのまま引き継ぐような形となっている。
・ガブの使用率上昇傾向は止まらず
・サンダー、ウーラオス、ミミッキュの高順位は変わらず
・ウオノラゴン、マリルリ、エースバーン、ドラパルトなどは大きな順位の変動なし
・ゴリランダー、ポリ2は一度大きく順位を落とすが再び復帰
・2大会でバンギラス、ドリュウズの使用率急上昇
・まの氏の大会でマンダナットの使用率急上昇
ただし、これらの特徴のうち、まの氏の大会に顕著なマンダナットの使用率急上昇については、主催者の影響で論者が多数参加していたがゆえの偏りとも考えられる。論者が多数参加していたなら、優秀なヤケモンであるヤーマンダ、ヤットレイ、ヤンギラスの使用率は上がってしまうためである。
環境予想
これまでの大会結果から、スパイクチャレンジ本戦の環境を予測するに、ガブリアスサンダーウーラオス悪水ミミッキュの5匹はほぼ確実にスパイクチャレンジ本戦でも使用率上位を占めるであろう。
そして、ウオノラゴン、ドラパルト、エースバーン、マリルリ、ポリ2、カバルドンなどがそれに続く。トゲキッスについては他に競合相手が多いため少し判断が難しいが、ガブ・ウーラオスに強いためおそらく15位前後にとどまるはずである。
またゴリランダーも過去の大会で減少傾向が見られるが、バンドリやウーラオス、ミミッキュ、ポリ2、ガブなどに弱くないことから10位前後で踏みとどまるのではないだろうか。
逆にいんげん氏の大会にて使用率の上昇が見られたギルガルドについては少しその性能を疑問視している。使用率上位陣に軒並み簡単に突破されてしまうためである。使ってみないことには何とも言えないが、本戦で頻繁に目にするようになる未来が見えない。
その他、30位以外から新しいポケモンが開拓される可能性だが、こちらについては高種族値層にトップメタに滅法強いポケモンが見受けられないため少し考えづらい。
頑丈ステロなどの起点づくり系(ジーランスなど)には可能性があるかもしれないが、流行するであろうポケモンが軒並み強力な先制技を持っているため、ステロ+積みエースの流れを通すのはやや厳しそうだ。
非上位勢の中では、しいて言うならサンダーに有利で物理にも鬼火が打て、ジバコイルとも役割の被らないヒートロトムは上がってくる可能性があるかもしれない。
これらを総合的にロジックし、私は概ね「今回のまの氏いんげん氏の大会のランキングを引き継ぎつつ、バンギマンダナットガルドの使用率を3月8日や10日のものくらいに引き下げたランキング」が本戦でも形成されるものと考えている。
予想される環境上位↓
トップメタ(1~10位くらい。彼らを投入するか、あるいは意識して組むべき)
準トップメタ(7位~18位くらい。まず無視できない)
環境上位(25位くらいまで。優先して対策したい)
(?)
受けループ(主要メンツが無傷のため、一定数はいそう)
ヤーティを組む際は、この辺りを想定して無理のない選出ができるように組んでいけばよいだろう。
スパチャレ用ヤーティ考察
前ヤーティの見直し
まの氏の大会で使ったヤーティがこちら。
3/15使用
こちらのヤーティはガラルヤンダーがウーラオス入りに刺さらなかったのが反省点。要はウーラオス+原種サンダーの並びである。
確かにガラルヤンダー自体は悪ウーラオスに後出しが効くのだが、ウーラオスは基本的に原種サンダーと同居している。羽サンダーはガラルヤンダーでは押しきれず、サンダーに役割の持てる野菜丼はウーラオスの降臨を許しがちのため、結局サイクル負けしてしまうことが多かった。
こうした反省から、ウーラオスへダメージを蓄積させることをテーマとして組まれたのが3月17日のヤーティである。
3/17使用
ゴツメヤジャンボと野菜丼とでウーラオスへのダメージを稼ぎ、野菜丼のエッジを一貫という狙いで組まれた。
が、残念ながらこちらもいまいちな戦績で終わる。
3月17日のヤーティで大きな穴となっていたのは鉢巻ウーラオスである。
野菜丼に鉢巻ウーラオスを投げられると誰も受からない。ヤラクロス、ヤジャンボはそこまで先発に投げやすいヤケモンではなく、ヤンフィアは鉢巻どくづきを耐えられない。
必要なのは、襷・鉢巻・悪・水いずれの型のウーラオスにも対応できる選出パターンである。
新ヤーティ草案
というわけで、本戦ではこんなヤーティを使おうと思います。
ウーラオスを過労死させるプランは鉢巻ウーラオスという裏目が存在するため、ウーラオスを通りのいいフェアリータイプで殴って裏のサンダーを過労死させる方向で行くことに。
鉢巻どくづきまで耐えられるヤゲキッスをとにかくどんな構築に対しても先発に置き、ウーラオス対面で眼鏡ロジカルシャインを発射する。サンダーに対し7割以上入るため、これでダメージレースに勝とうという作戦である。
残り5匹はダルマやジバコイルを相手させるためにヤビゴン、ウオノラゴンをごまかせるヤャラとヤタドガス、ポリ2用にヤラクロス、原種サンダーに役割が持てる野菜丼を入れてみた。
残り5匹には改良の余地が多々ありそうなので、問題点等指摘してくださる方は本番前にこっそり教えていただければ幸いである。
<おわりあま。