【役割論理】エースバーン+ポリ2に強い選出考察【シリーズ7レギュレーション用】
<ゆっくりしていけあま。
目次
ポリ2+エースバーンはなぜ脅威?
現在ポリ2入りで数を増やしている、エースバーン+ポリ2+対格闘(ランドレヒレなど)の並び。
エースバーンが選出を大きく縛ってくるため自由な選出がしづらい上に、エースバーンを安定して処理できる威嚇飛行のヤケモンたちがポリ2にあまり有効打を持たないのが悩ましい。ヤャラドスなどは特にそうである。
またエースバーンはステルスロックなどを絡めて展開されることも多く、威嚇ヤケ1匹のみでエースバーンに対応するのは不安定である。
こうした事情から、エースバーンを重く見た場合対ポリ2が手薄に、あるいはその逆といった状況が起こりやすい。
格闘ヤケモンがいればポリ2を起点に崩していくことも可能だが、ヤーティに入れづらいという声もよく聞く。
格闘がなかなか選出しづらい場合はHB、HDをそれぞれ対応できるように選出できるのが理想だろう。
エースバーン+ポリ2入りに対する、理想的な選出例を考えると以下のようになる。↓
・威嚇ヤケモン+HBポリ2&エースバーンに勝てるヤケモン+HDポリ2に勝てるヤケモン
・威嚇ヤケモン+HDポリ2&エースバーンに勝てるヤケモン+HBポリ2に勝てるヤケモン
・威嚇ヤケモン+エースバーンに勝てるヤケモン+両方の型のポリ2に勝てるヤケモン
考察対象
考察対象は以下のポケモン達である。
またしてもボケモンが混じっているが、ランクバトルの環境の変化を考慮しとりあえず可能性のありそうなものをピックアップしてきた。
1.ヤケモン
2.議論中のヤケモン候補
3.落第生
4.その他
個別紹介
上記のヤケモンたちを最初に示した7つに分類する(威嚇ヤケモン、HBポリ2&エースバーンに勝てるヤケモン、HDポリ2に勝てるヤケモン、HDポリ2&エースバーンに勝てるヤケモン、HBポリ2に勝てるヤケモン、エースバーンに勝てるヤケモン、両方の型のポリ2に勝てるヤケモン)。
ポリゴン2の型はもっとも数が多い「トラアタ/放電/冷B/再生@輝石」を想定している。これに対し、「持ち物次第で75%以上のダメージを与えられるヤケモン」または「C特化ポリ2の全攻撃を確3以上に抑えつつ6割以上の乱2にできるヤケモン」を「ポリ2に勝てるヤケモン」と定義。
想定するエースバーンの型は使用率の高い「火炎ボール/とびひざ/不意打ち/ダストシュート/とびはねる、から4つ@珠」とし、この型の「ダイマ非ダイマ両方に勝てるヤケモン」を「エースバーンに勝てるヤケモン」と定義した。
1:いかくヤケモン
2:HBポリ2&エースバーンに勝てるヤケモン
こだわり必要
※ヤトムは火力に乏しく、Dに振られていると落とせない。
※ガラルヤァイヤーは放電のダメージと追加効果が非常に痛いため非推奨。
3:HDポリ2に勝てるヤケモン
こだわり必要
※ヤリジオンは物理型限定
こだわり不要
※ヤンギラスは馬鹿力、ヤットレイははたき落とすが必要
4:HDポリ2&エースバーンに勝てるヤケモン
こだわり必要
こだわり不要
5:HBポリ2に勝てるヤケモン
こだわり必要
※ヤリジオンは特殊型限定
こだわり不要
6:エースバーンにまあまあ勝てるヤケモン
7:両方の型のポリ2に勝てるヤケモン
こだわり必要
こだわり不要
※水ウーラオス、ガラルサンダー、パッチラゴンの3匹は受け出し不安定。
※ヤリュウズはHBポリ2に確3だが、相手からも有効打がなく、アイへの怯み等でごり押しできるため一応入れておいた。
選出例
ポリ2とエースバーンは強力だが、こればかりを見て選出するのはもちろん危険。一貫するタイプをケアし、なるべく対応力の高い選出を心掛ける必要がある。
1.威嚇ヤケモン+HBポリ2&エースバーンに勝てるヤケモン+HDポリ2に勝てるヤケモン
・@なんでもいい+@こだわり眼鏡+@達人の帯など
・@なんでもアリ+@こだわり眼鏡+@こだわり鉢巻など
・@なんでもやk+@こだわり眼鏡+@奇跡の種など
威嚇ヤケ+眼鏡ヤトム+ヤットレイの並びは、対応範囲が広く特におすすめ。ヤットレイが鉢巻であっても輝石を落としてヤトムの一貫を作りやすい。
2.威嚇ヤケモン+HDポリ2&エースバーンに勝てるヤケモン+HBポリ2に勝てるヤケモン
・@なんでもヨシ+@じしゃくなど+@こだわり眼鏡など
3.威嚇ヤケモン+エースバーンにまあまあ勝てるヤケモン+両方の型のポリ2に勝てるヤケモン
・@なんでもやk+@こだわり眼鏡など+@こだわり鉢巻
・@どれでもヨシ+@持ち物自由+@こだわり眼鏡
終わりに
以上はポリ2入りの対処に悩む私がネット上で収集したポリ2入りに対するアイデアをまとめたものである。
最近、11月半ばほどから、ウォッシュヤトムに対する高評価を耳にすることが多くなってきたが、この理由の一端にはポリ2とエースバーン両方にある程度対応できることがあるのではとふと思われた。
他によい選出例やより実戦に即した思考があればぜひ教えていただけるとありがたい。この記事を書いたのも半ば以上それが目的である。
追記
ヤャラドスのB振り
鋼技を搭載したB振りのヤャラドスなら、エースバーンの珠ダイジェットに後投げすることができる。
A-1時の陽気珠ジェットがB252h4ヤャラドスに48.5~57.9%、A-1&B+1時の陽気珠ジェットがB252h4ヤャラドスに32.2~38.6%となるので、珠ジェットに繰り出した後ダイスチル+何かしらの技による追撃で処理可能。
これを利用することでエースバーンに対して余裕のある選出や立ち回りが可能になる可能性あり。
ちなみにヤーマンダやヤンドロスでは同様のことはできない。
A2段階下降とA下降+B上昇とでは後者の方がダメージを軽減する効果が大きい。このためヤーマンダのダイドラグーンではエースバーンからの攻撃を抑え込むことができない。ヤンドロスはB自体はヤャラドスやヤーマンダより上だが、キョダイカキュウの威力が160のためやはりそのまま押し切られてしまう。
ただし、ヤャラドスのB振りはレヒレなどの特殊に対して柔らかくなってしまう他、ポリゴン2のダウンロードを発動させてしまう欠点も存在する。
<おわりあま。