【役割論理】メリープでも分かる「ヤ」の付け方【2019年度版】
<ありえないwww=3=3
こひつじの ウルトラダッシュアタック! ▼
△論理wikiに殺到した迷える子羊たちの群れ。
(ジョーク記事です。実際の人物、団体および役割論理wikiには一切関係ありません)
はじめに
まもなくポケットモンスター最新作ソード&シールドが発売する。そして役割論理は宇宙の始まりに喩えられるような量的拡大を経験するであろう。
役割論理がこれまで最強の戦術であったこと、そしてその栄華が未来永劫過去形で語られるはずがないことはこれを読んでおられる諸君らにとっても自明である。
であれば、これまでの時代にそうであったように、剣盾においてもいずれ多くの迷える子羊が役割論理こそポケモン対戦における唯一の真理であることに気がつき、論理wikiに殺到するのは想像するにたやすい。
とはいえ役割論理は10年を超える歴史を持つ戦術であり、その教義は一朝一夕に理解できるものではない。特に論理wikiで用いられるロジカル語法には、日本語によく似た言語であるとはいえ、とまどう子羊も多かろう。ロジカル語法が不完全ではwiki内での意思疎通に支障をきたし、役割論理の思考法を誤解することもありえる。
今回はそうした迷える子羊たちを助けるべく、まずは「役割論理におけるヤケモンの命名法則」をテーマに解説していこうと思う。
本記事は有志論者たちの合同*1のもと、‟世界一子羊に優しい役割論理の記事”を目指して書かれたものである。これまで役割論理を永く信仰されてきた論者諸兄には少々退屈な記述もあるやもしれぬが、楽しんで読んでいただけたらこれに勝る喜びはない。
目次
- 1.基本ルール
- 2.デフォルト名の頭文字をヤに
- 3.繰り返しの際のルール
- 4.拗音の取り扱い
- 5.名前の重複について
- 6.特殊なヤ・ボ変換その1
- 7.特殊なヤ変換・ボ変換その2
- 8.漢字による省略
- 9.結びに
1.基本ルール
役割が持てるポケモンの頭文字をヤに変換する。
役割が持てないポケモン、あるいは役割が持てても役割が持てない型で運用されているポケモンの頭文字はボに変換する。
例)
・ナットレイ→ヤットレイ
解説:
単格闘は耐性が少なく繰り出せる相手が少ない。つまり役割が持てない。よってボーナスポケモン=ボケモンである。無理やり役割論理仕様にすることもできるが活躍は厳しかろう。
ハリテヤマの厚い脂肪のように、特性によって耐性を補うことができればヤケモンの道も開けてくる。
・やどまもナットレイ→ボットレイ
解説:
やどまも型はゴミであるため。
2.デフォルト名の頭文字をヤに
ヤに変更する箇所はゲーム内デフォルト名の最初の1文字。
例)
・カプ・コケコ→ヤプ・コケコ
解説:
記号等でくくられているが、後半部分をヤケヤ、ヤケコするのは一般的ではない。
・アローラベトベトン→アローラヤトヤトン
・ウルトラネクロズマ→ウルトラヤクロズマ
・メガバクーダ→メガボクーダ
解説:
ボクーダは絶対にありえないwww
・ウォッシュロトム→ウォッシュヤトム
3.繰り返しの際のルール
デフォルト名で頭文字と同じ文字を繰り返している場合、繰り返された文字の方もヤに変換する。
濁点等がつく際は同じものとして扱わない。
解説:
ボケンカニとは進化前後でヤ・ボの数が変わってくるので注意。
・ギギギアル→ヤヤヤアル、あるいはボボボアル
・サザンドラ→ヤザンドラ
解説:
‟サ”と‟ザ”は別の文字として扱われる。ヤヤ゛ンドラと表記・発音する必要はない。
・イーブイ→ヤーブイ、あるいはボーブイ
解説:
‟ー(長音符)”などによって同じ音が繰り返される場合でも、2文字目をヤへ変換する必要はない。実際に発音する際も、‟やあぶい”、‟ぼおぶい”と発音してよい。
“イーブイ”を実際に音として発音すると“いいぶい”となる。頭文字をヤ、あるいはボに変換するルールに則るのであれば、“ややぶい”と発音し、その音に対応するように表記の方も‟ヤヤブイ”とするのが適切に見えることだろう。
だが歴史的経緯から、ロジカル語法は書くことを主、話すことを従とする言語なので、イーブイを役割論理仕様にする際は‟ヤーブイ”と表記し“やあぶい”と発音するのが正統である。
詳しくは割愛するが、役割論理黎明期において、ヤーティ神の啓示は文字(掲示板のカキコミ)によって行われた。当然啓示に用いられたロジカル語法もまた書記言語を原初としていたのだ。
ロジカル語法は「読むもの・記すもの」であって、「話すもの」ではない。ロジカル語法にはこうした「書記言語絶対主義」とでも呼ぶべき思想が根底に流れているが*2、それらはロジカル語法の起源に由来するものである。
4.拗音の取り扱い
拗音は前半部のみをヤに変換する。ヤをつけた次の文字が捨て仮名(‟ゃ”や‟ぃ”などの小さい文字のこと)である場合でも、捨て仮名は省略しない。
たとえ発音する際に舌がねじきれようとも、名前側を変えてはならない。論者側の努力によって解決すべきである。
例)
・ギャラドス→ヤャラドス
解説:
名前の発音のしにくさこそ、育成簡単かつ強力なヤャラドスの唯一の欠点である。
・シュシュプ→ヤュヤュプ、あるいはボュボュプ
解説:
論者たるもの発音の妥協は許されない。
5.名前の重複について
役割論理仕様にした際に名前が重複してしまう場合でも、名前自体の変更は断じてありえない。
論者側が表現を工夫することによって対応すべきである。ロジカル語法は神から与えられた言葉であることを忘れてはいけない。
例)
・ボドキングとボドキング→ボドキング(桃)とボドキング(紫)
解説:
文脈によって判別できる場合はそのままボドキングでよい。
6.特殊なヤ・ボ変換その1
擬音語・擬態語のように同じ文字の組み合わせを繰り返すとき、あるいはポケモンの名前全体が回文となる時には、その都度ヤに変換する。
例)
・ツボツボ→ヤボヤボ、あるいはボボボボ
・ヤンヤンマ→ヤンヤンマ、あるいはボンボンマ
・ピッピ、ポッポ→ヤッヤ、あるいはボッボ
・キリンリキ→ヤリンリヤ、あるいはボリンリボ
・ガオガエン→ヤオガエン
解説:
繰り返しでも回文でもないのでヤは1つ。
7.特殊なヤ変換・ボ変換その2
論者間において特に畏怖、尊敬、あるいは怒りの念を抱かせたポケモンについては、上で説明した表記に加えて、特殊な表記をすることがある。
例)
・ラティオス→ヤティ姉、あるいは姉
解説:
役割論理黎明期におけるとある論者の誤表記*3が原因。かつてヤティオスの眼鏡流星群は、数多くの迷える子羊を論理に導いた。それは18禁漫画における姉が多くの少年に大人の階段を登らせたのと同様である。
・ミミッキュ→ゴミッキュ
解説:
ボボッキュの語感のよさゆえにあまり使われないが、稀に用いる論者がある。ボボカスなども確認されている。
・カミツルギ→ゴミツルギ
解説:
Aを上げるビーストブースト、剣舞+Zワザに加え、ギャラナットに役割が持てるカミツルギはヤーティにおいて結構な難敵である。論者の悲しみはマリアナ海溝よりも深い。
8.漢字による省略
本来の名前を省略したのち、漢字に変換した名前で呼ばれるヤケモンもいる。伝わりにくいので使用は推奨されない。
例)
・ヤサイドン→野菜、野菜丼
・ヤーマンダ→山田
・ヤザードンY→矢沢、矢澤
・ヤルズキン→夜勤
上記4種以外の略称はあまり見られない。論理wiki発祥の文化ではないため説明は割愛するが、ヤサイドンについては先生と呼称されることもたまにある。
9.結びに
今回の記事では、役割論理wikiにて一般的に用いられているヤケモン表記を「標準的な」ロジカル語法として紹介した。
ただし、これらはあくまでも2019年における論理wikiの「標準」であることを気に留めておく必要がある。
ボイッターをはじめとするSNSの隆盛に伴い、wiki外にはロジカル方言とでも呼ぶべきものが誕生しつつあるし、wiki内においてもヤ変換、ボ変換の主流は時代によって移り変わるものである。
論者たるもの、TPOを考慮し「間違った」表記に出会ってもある程度は寛容でありたいものだ。
(あくまでもジョーク記事です)